明治薬科大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

明治薬科大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 11日

傾向と対策

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2022~2024年度の分析

読解力、表現力、文法・語彙知識を総合的に問う

出題形式 【学校推薦型選抜(公募制推薦)】

大問 3 題(読解問題 2 題、文法・語彙問題 1 題)

【一般選抜(B方式前期・後期)】

大問 3 題(読解問題 3 題)

※2022 年度までは読解問題3題と英作文 1 題の合計 4 題

試験時間 【学校推薦型選抜(公募制推薦)】60分

【一般選抜(B方式前期・後期)】70分

解答形式 【学校推薦型選抜(公募制推薦)】全問マーク方式(選択問題)

【一般選抜(B方式前期・後期)】マーク方式(選択問題)と記述式併用

出題内容

①学校推薦型選抜(公募制推薦)

  • 読解問題の設問内容は、知識を問うものと読解力を問うものに大別できる。
  • 文法・語彙問題は、英文の空所に単語を補充する問題。

②一般選抜(B方式前期・後期)

  • 読解問題〔1〕〔 2 〕の設問内容は、知識を問うものと読解力を問うものに大別できる。
    • 2023・2024 年度の〔 2 〕で出題された和文英訳は、与えられた日本文と同じ意味になるように、空所に入る英文を解答するもの。
  • 読解問題〔 3 〕で語形変化を含む空所補充の問題が独立して出題されている。
  • 英文は、科学的なものをテーマにした論説文と、エッセー風の文章が出題されている。

難易度

学校推薦型選抜(公募制推薦)

  • 一般選抜の出題形式に近いものである。
  • 記述式問題は出題されていないが、読解英文は読みごたえのある内容。

一般選抜(B方式前期・後期)

  • 英語力全般を試す問題で、標準レベルの英文が出題されている。
  • 前期と後期の間に難易の差はない。
  • 和文英訳、語形変化を含む空所補充などの問題は、解き慣れていないと難しく感じられるかもしれない。
  • 英文和訳は、構文を正しくとらえる力と自然な日本語にする力が試されている。

対策

①語彙力の養成

  • 理系テーマと文系テーマがバランスよく出題されている。
  • 市販の単語集で語彙力を養うとともに、日頃接する英文の未知の単語・イディオムで自前の単語帳を作って、それを日々覚えるのが効果的。
  • 特に理系のテーマに関しては、背景知識を理解しながら単語を覚えよう。

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②読解力の養成

  • 内容説明に関しては、論理展開を正確に把握するように心がけよう。
  • パラグラフ内での一文一文の論理的なつながりやパラグラフ間のつながりも意識して読むようにする。
  • 接続詞ばかりでなく、接続副詞にも十分注意を払って読んでいきたい。
  • 過去と現在、西洋と東洋、動物と人間などの対比にも注意。
  • 特に繰り返し現れる表現、言い換え表現、類似表現などに配慮しながら読むように心がけるとよい。

③文法・語法の知識の充実

  • 読解問題中の文法問題は得点源になるので、特に力を入れておこう。
  • that、 as、 but、 what、 when、 where や不定詞、分詞、動名詞などの同一用法を問う形で出題されるので、特に対策が必要である。
  • 参考書を活用し、体系的な文法知識を身につけておこう。

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  • 語形変化を含む空所補充の問題についても、過去問を参考に類題をできるだけ多くこなし慣れておこう。

④発音・アクセント問題

  • 例年、読解問題の中で発音・アクセント問題が出題されている。
  • 標準レベルの問題が中心であり、得点源になるのでしっかりと対策を立てよう。
  • 過去問をさかのぼり、出題された語をアクセントの位置に基づいて分類しておく。
  • 電子辞書やスマートフォンのアプリなどを利用して発音を聴くのもよい。
  • 強く読む位置の発音記号を書き留めておくと、発音問題の対策にもなる。

⑤英作文力の養成

  • 和文英訳は和文に対応した英文の空所を補う形式なので、ある程度、書き方が決まってくる。
  • 求められている文型や構文、和文のどの部分を訳出するのかを適切に把握する練習が必要。

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