日本大学(法学部)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

日本大学(法学部)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般選抜)

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2022~2024年度の分析

基礎力を問うオーソドックスな良問 語彙力を中心にオールラウンドな英語力を

出題形式 大問5題、ここ数年は、読解2題、会話文1題、文法・語彙2題。解答個数45個。
試験時間 60分
解答形式 全問マークシート方式。

出題内容

①読解問題

  • 2024年度のテーマは、〔1〕が「モールス信号の誕生」、〔2〕は「アメリカの50年間の失業率」を示すグラフの内容を読み取って解答するものであった。
  • 設問は、〔1〕同意表現と内容説明と主旨、〔2〕内容説明と内容真偽。
  • すべて英問英答だが、いずれも平易な内容で解答しやすい問題。

②会話文問題

  • ここ数年は、与えられた図表の内容に関するまとまった分量の会話文を読み、会話中の空所に入る英文を選ぶ問題。
  • 5個の空所に対して10個の選択肢がある。

③文法・語彙問題

  • 〔4〕短文の空所補充(10問)と、〔5〕語句整序(5問)の2題。

難易度

  • 全体としては標準レベル。
  • 読解問題の英文は、多少の変動はあるものの、最近は標準的なレベルに落ち着いている。内容も具体的で、大意を把握しやすいものが多く、紛らわしい選択肢もみられない。
  • 会話文問題は、表やグラフの読み取りが必要であるが、場面設定は日常的であり、選択肢にも紛らわしいものはない。
  • 文法・語彙問題は、基礎事項を問うものが多い。
  • 理想的な時間配分は、読解問題で35分、会話文と文法・語彙問題で20分程度。残り時間を見直しにあてたい。

対策

①正確な読解力の養成

  • 文章の概要をつかむのに加え、文中の個々の単語・熟語の使い方や構文にも注意を払った読解練習をする。標準レベルの問題の英文を正確に読む練習をしよう。

☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)

②同意表現に注意

  • 単語・熟語を学習する際は、言い換え表現を常に意識しよう。同意表現の問題を数多くこなし、さまざまな言い換えパターンに習熟しておくとよい。

③会話文に強くなろう

  • 基礎的な会話表現をきちんと覚えて、時間に余裕があればラジオやテレビの英会話番組を利用し、口語英語にふれる機会をもつようにしよう。
  • 会話文問題に苦手意識がある場合は、問題集を数冊仕上げ、会話文攻略のコツを学ぶことも有効。

④問題集で文法・語法問題の反復演習を

  • 文法・語彙単独の大問では、空所補充と語句整序の形式で、幅広く基礎力が試される。文法・語法の問題集や参考書を1冊選び、最初から最後まで通して反復練習しておこう。
  • 重要なイディオムや構文はこの演習を通してひととおりマスターしておくことが大切。

☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)

⑤過去問の徹底研究を

  • 出題形式や内容はここ数年変わらず、設問自体もオーソドックスな良問のままである。
    • 基礎力が固まったら過去問を解き、出題傾向や難易度、自分の弱点分野などを把握して、その後の学習に役立てよう。
    • 時間配分も考えて練習をしておくと、実際の試験にも落ち着いて臨めるだろう。

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