
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
読解・文法・語彙の力をバランスよく
出題形式 | 例年、大問7題(読解問題3題、文法・語彙問題3題、会話文問題1題)。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 〔1〕は、長文で内容理解を問うもの。
- 〔4〕は、短めの英文で、2024年度は空所補充の出題。
- 〔6〕は、広告やメール、ウェブサイト形式の英文を用いた内容理解を問うもの。
- 大問の説明文はすべて日本語だが、〔1〕と〔6〕の設問文は英文。
②文法・語彙問題
- 空所補充により語法や文法的知識を問うもの、和文に沿って語句を正しい順に並べ替えるもの、同意表現を問うものなどである。
③会話文問題
- 文脈を正確に把握し、適切な文を選ぶものである。
難易度
- 全体的に、基本的な問題が多く、取り組みやすい。
- 読解問題は、平易な設問が多いので、正解を選ぶのはそれほど困難ではない。
- 文法・語彙問題は、基礎的な文法力を問うものが多い。
- 会話文問題は、会話独特の表現を問うものは少なく、話の流れをつかめば正解を得られる。
- 時間配分は、読解問題は30〜35分程度、それ以外の問題は25〜30分程度を目安にするとよいだろう。
対策
①読解力をつけること
- 日頃からさまざまなジャンルの文章を読み、その背景知識などを新聞等で得ておくとよい。設問の選択肢には紛らわしいものもあるので、丁寧に文章を読む習慣をつけておくことが必要。
- 時事的内容の英文も出されているため、新聞や雑誌などを英語で読み慣れておくと効果的。
②基礎的文法・語彙力の確認を
- 語句整序の問題が必出で、文法力をしっかりと身につけておくことが求められる。
- 基本的な文法参考書で勉強しながら、入試標準レベルの問題集を1、2冊仕上げておこう。
- 語句整序を苦手とする受験生は専用の問題集にも取り組むとよい。同意表現については、単語と熟語の知識を増やすことが第一である。
- 標準レベルの単語や熟語に関する問題が大半なので、入試頻出の単語・熟語集をマスターしておこう。
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③会話文問題
- 会話特有の表現に関する知識もある程度は必要であるが、会話の流れをどれだけ正確に把握できるかが問われている。
- 指示語や文中に述べられている内容からわかる情報を手がかりに空所を埋める力を身につけよう。
④過去問を徹底的に解く
- 出題傾向の大筋は例年ほぼ同じなので、過去問演習が効果的。
- 試験時間に対して問題量が多いので、過去問演習を通して時間配分を確認しておくこと。