
傾向と対策(一般選抜前期入試)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
長文読解を中心にオーソドックスな出題 文法・語彙力がポイント!
出題形式 | 大問数4〜5題(読解2〜3題、会話文1題、文法・語彙1題)。解答個数46〜52個。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート法。 |
出題内容
①長文読解問題
- テーマは、社会問題、文化、歴史、教育、科学などの題材が多い。特殊な語句には注がつけられている。長文の内容理解を主として、総合的に英語力を試す内容。
②会話文問題
- 空所補充の形式で、発言の一部を補うものが多い。基本的な文法・語彙力を中心に問われている。
③文法・語彙問題
- 日本文つきの語句整序の形式で出題されることが多い。正確な文法・語法の知識が必要となる出題。
難易度
- 読解問題の英文は標準的なレベルだが、一部にやや読みごたえのある内容の英文が出題されることもある。60分という試験時間を考えれば、問題量は少ないとはいえない。文法・語彙問題は一部に難しいものが見受けられるが、全体的には標準的なレベルといえる。
対策
①読解力
- まずは、文法・語彙などの基礎的な力を定着させよう。次に多くの英文に接して、構文を正確に把握する力を養おう。
- 授業の予習・復習を通して基礎的な精読力をつけるとともに、長文読解問題集や読み物でたくさんの英文に触れ、英文に慣れることで速読の力をつける必要がある。
- 長文を最初に1回速読して大まかに内容を把握し、次に段落ごとに精読して内容をまとめていく習慣をつけよう。
- 各段落の関係、論旨の展開も理解するようにしよう。
- 英文のテーマは多岐にわたっているので、テーマ別長文問題集を1冊やっておくとよい。日常的に各種情報に接し、最近の話題やニュースに通じておくことも、内容理解の一助となる。
- 設問には日本語の選択肢が与えられることが多いので、読書により国語力を高めることも忘れないようにしよう。
②文法力の養成:ほぼ基本的な問題が出題。
- 授業の中で習う内容が中心なので、学校での学習内容を予習・復習を通じて定着させよう。
- 標準レベルの文法・語法の問題集を1冊選び、何回も繰り返しやっておこう。
- 過去問にも取り組んで、出題形式に慣れておこう。
③語彙力の養成:読解問題対策の基本。
- 早い時期から少しずつ着実に覚えていくことが必要。市販の単語集などで受験レベルまでの単語・熟語を押さえておこう。
- 教科書や問題集の演習で出合った未知の単語については、自分で単語帳を作るなどして整理し、覚えていくのもよい方法である。
- その際、派生語・同意語・反意語などを同時に覚えるようにすると、語彙力をさらに強化できる。
- 語彙を問う設問も多いので、過去問を効果的に活用しよう。