
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基本的な語彙・熟語・文法と長文のポイント把握を確実に
出題形式 | 例年、大問6題(読解2題、文法・語彙3題、会話文1題)。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 自然環境や文化的現象、社会問題、科学技術に関わる英文が出題される傾向にある。
- 設問は空所補充、内容説明、内容真偽。
- 〔1〕の設問は英語で問われているので、設問内容の的確な把握が必要。
②文法・語彙問題
- 基本的な文法構造に関する空所補充、熟語・単語に関する同意表現や空所補充、語句整序が出題。
③会話文問題
- 空所補充形式で会話文を完成させる問題。
難易度
- 全般的に標準レベルの出題と言えるので、ミスを極力少なくすることが望まれる。
- 文法・語彙などの問題では、基本的な単語・熟語、文法事項が問われている。
- 読解問題では、内容や因果関係の把握が的確にできるかどうかがポイントになる。
対策
①読解問題
- 速読の力が要求される。加えて、因果関係や指示語の内容、主張・譲歩などの展開に慣れるためにも、論理的な英文を多く読む必要がある。
- 常に文化・社会・科学・時事の話題にも目を配り、それらのニュースが簡単な英文で掲載されているもの(The Japan Times Alpha やAsahi Weekly など)に目を通しておくことは、問題文の背景を理解するのに大いに役立つ。
- 2024年度は、Time for Kids から出題された。
②文法・語彙問題
- 日頃の学習では単語・熟語は派生語も含めて、きっちりと習得しておく必要がある。暗記する際もできるだけ文章ごと暗記するように心がけること。
- 少し難しいと感じるレベルの構文集を1冊、最低2回は繰り返して仕上げておくと自信が生まれる。
- 文法書に関しても、たとえば、受験生が間違いやすいポイントを網羅した総合英文法書などを読みこなし、自分の力に即した問題集を利用して確実に全項目にあたっておくとよい。
☞オススメ参考書『英語の構文150 UPGRADED 99 Lessons』(美誠社)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
③会話文問題
- 空所補充の問題では、前後関係から、流れを壊さない選択肢を選ぶ必要がある。
- 論理的な思考力の養成は日本語でよいので、日頃から小説などの読書を怠らないことが必要である。
- 会話独特の表現を、会話に関する問題集で確認することも大切である。
- ラジオ・テレビの英会話の番組を継続して聞くことで、英語のリズムやニュアンスの習得にも役立つ。スキットを丸覚えすれば、驚くほどの力がつくはずである。