
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
標準的・総合的な英語の運用能力を問う
出題形式 | 大問5題(読解問題2題、会話文1題、文法・語彙問題2題)、解答個数は45個程度。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 論説文から小説・エッセーのようなものまで幅広く出題。分量・内容ともに標準的。
- 設問は、空所補充、同意表現、内容説明、主題、内容真偽などがあり、語彙力・読解力が問われる。
②会話文問題
- 会話文中の空所補充が例年出題。ほかに応答文もみられる。
- 日常的な場面での会話が多く、会話独特の表現に習熟していることに加え、前後の会話内容から状況を的確に判断する力が問われる。
③文法・語彙
- 空所補充、語句整序が出題。頻出構文やイディオムなどをきちんと押さえておこう。
難易度
- おおむね標準的。さまざまな問題形式を通じて、読解力・語彙力・文法力・会話力など幅広い英語の運用能力が問われる。
- 読解問題の設問は難しいと思っても、前後の流れや消去法で解くことができる場合が多いのであきらめないこと。
対策
①読解力をつける
- 教科書や問題集で長文読解の練習を積み重ねておこう。
- 頻出の内容真偽問題に確実に対応できる力をつけることが大切。
- 共通テスト対策用の問題集で繰り返し演習して、本文と選択肢の一致・不一致の判断を的確かつすばやく行えるようにしておこう。
- さまざまなテーマの長文が出題されるので、普段から英字新聞などのニュース記事を読み、どんなテーマにも対応できるようにしておこう。
- 会話文においては、読解的要素が強いものもあるので、会話文を読んで状況や流れをつかむ練習をしておこう。
②確実な文法力を
- 標準レベルの頻出文法・語彙問題を集めた問題集で繰り返し演習を重ねておこう。
- 基本的な問題が多いので、ケアレスミスや基本的な文法項目の見落としをするとダメージが大きい。
- 苦手な項目については、参考書などで丁寧に内容を確認し、例文ごと覚えてしまうとよい。
- 頻出の語句整序は、過去問や問題集で同じような形式の問題を実際に数多く解くと実戦力がつく。
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③語彙力の増強
- 過去問を解いてみて、どの程度の語彙力が求められているかを一度確認してみるとよい。
- 基本レベルの頻出語句はしっかり押さえておくこと。
- 一度読んだ英文や練習で解いた読解問題中の未習の単語は、復習時に徹底的に覚えることを心がけよう。
- できるだけ文中における語句の意味、語と語の結びつきを通して語彙力をつけておくことが大切。
- 同意表現が問われることも多いので、辞書を引く際には類義語にも注意すること。
④過去問の演習で実戦力を
- 例年、標準的で良質の問題が出題されているので、過去問での演習が効果的。
- 日程が違っても傾向として大きな違いはないので、他学部・学科も含めて練習しておくとよい。
- 仕上げの段階では時間配分なども意識しながら解く練習もしよう。