
傾向と対策(一般選抜)
2023年度までの一般選抜の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2019~2023年度の分析
読解力中心に総合的な力をみる 整序問題は必出
出題形式 | 大問2~4題。
毎年、出題形式が変動する。2022年度は読解問題2題と空所補充形式の文法・語彙問題が1題出題。2023年度は2020年度と同様、読解問題2題。 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
解答形式 | 2020年度以降は全問マークシート式 |
出題内容
- 読解問題では同意表現を問うものが多く、難しい語も前後から類推しながら読む訓練をしておくとよい。
- 語句整序問題についても、事前に対策を立てておくとよい。
- 文法・語彙問題に関しては標準的なものが多いので、頻出問題に慣れておくとよい。
難易度
- 2023年度は難易度が若干高くなっているが、総じて標準的な問題が多い。
- 試験時間が60分なので、時間配分には気をつけたい。
対策
①読解問題
- できるだけ多様なテーマの長文読解問題に取り組むようにしよう。
- 特に環境・生物・科学などの「理系」分野の英文を重点的に演習しておく。
☞オススメ参考書『医歯薬系の英単語』(教学社)
※理系分野に関しては、テーマの分類と重要語の整理に役立つ。
- 指示語や代名詞、繰り返し出てくる表現とその言い換え表現、抽象的表現とその具体例などを意識的にとらえて、文単位の理解をしっかりと行ったうえで、パラグラフの大意をつかむ練習をしよう。
- 内容真偽や主題、内容説明問題に効果がある。
- 文章のつながりを意識し、単語・熟語の知識をしっかりと身につけながら、意味のわからない単語などを前後から類推する練習も積んでおこう。
- 文中の前置詞や不定詞などの意味・用法の違いなど、基本的な文法の知識は、特に力を入れて学習しておこう。
- 語句整序問題対策としても有効である。
②文法・語彙問題
- 2023年度は大問としての文法・語彙問題の出題がなかったが、今後出題される可能性があることに注意。
- これまでに出題されていた文法項目も、時制、分詞、仮定法など多岐にわたるため、標準的な文法・語法の問題集を理解したうえでしっかりとマスターしておくことが大切。