
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基礎力重視! 読解、文法・語彙、会話文と総合的な出題
出題形式 | 例年、大問6題(読解問題1題、文法・語彙問題4題、会話文問題1題)、小問数は合計で32問。 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 各パラグラフの内容に一致する英文を選択する内容真偽が出題。
- 扱われている英文はテーマのはっきりした論説文が多い。
②文法・語彙問題
- 空所補充(2022年度は共通語による空所補充を含む)、同意表現、語句整序が出題。
③会話文問題
- 2023年度は、空所補充問題が出題。
- 2022・2024年度は、短い対話の中にある表現と同意のものを選ぶ問題が出題。
難易度
- どの問題も難問ではなく、基礎から標準の範囲内での出題なので、取りこぼしのないようにしたい。
- 読解問題では、長文が出題されているが、難しい単語や構文は使われていないため読みやすく、設問も、参照するパラグラフが指示されているので解答しやすい。
- 文法・語彙問題は、標準的。
- 会話文問題では、少し難易度の高い表現が出題されているが、会話の流れから推測することができる。
対策
①語彙力の充実
- 授業などで使用したテキストを徹底的に利用すること。英文を読む際、意味のわからない単語をマークしておき、定期的に見直すようにするとよい。
- これを何度か繰り返した上で、単語集を用いて復習すればよい。
- 同意表現や語句整序では、イディオムが重要になるので、単語とともにイディオムも整理しておこう。
②読解問題対策
- 読解問題の英文はある程度の分量があり、各パラグラフの内容を問われるので、速読力の養成が欠かせない。
- パラグラフリーディング(各パラグラフの第1文を(長いパラグラフなら最終文も)読む)が有効。その後、直接設問に当たり、該当パラグラフを通読するとよい。普段から問題演習の際に心がけておこう。
- 読解問題では、英文のテーマについて基礎知識があると非常に有利なので、テーマ別に英文を集めた問題集を積極的に利用しよう。
③文法・語彙問題対策
- 市販の問題集を利用して、できるだけたくさん問題演習をすることが重要。何度も繰り返して、重要語句・構文を徹底的に暗記すること。問題を数多くこなして実戦力を身につけよう。
☞オススメ参考書『即戦ゼミ3大学入試 英語頻出問題総演習』『即戦ゼミ8大学入試 基礎英語頻出問題総演習』(ともに桐原書店)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
④過去問演習
- 例年ほぼ同様の出題形式・内容なので、過去問に当たっておくことが特に有効。
- 実際の試験時間に合わせて取り組み、時間配分のシミュレーションをしておくと、よい練習になるだろう。