
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
英語の総合力が問われる
出題形式 | 大問8題(読解問題3題、文法・語彙問題4題、会話文問題1題)、解答個数は45個。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 1題が空所補充、1題が語句整序、1題が内容説明などを問うもの。
②文法・語彙問題
- 空所補充が中心だが、語句整序も1題出題。
③会話文問題
- 内容説明が出題。
難易度
- すべて標準的な問題。知っていればすぐに解ける問題も多い。
- 会話文問題は、全体の話の流れがつかめれば容易に解答でき、会話特有の慣用表現などは問われていない。
- 語句整序は、一読してわかるものから解き進めることで、確実な得点が見込めるだろう。
- 試験時間が60分であり、読解問題には、内容説明や主題など、本文と照らし合わさなければならない問題もあるので、時間的には厳しい。速読即解力が要求される。
対策
①読解力をつける
- 問題の量に比して試験時間が短いので速読即解力を養う必要がある。入試本番では、じっくり時間をかけて読む余裕はないので、普段から限られた時間内で正確に読む力をつける訓練が必要。読解では、速読と精読のメリハリをつけること。
- 【速読】ある程度英文が辞書なしで読めるようになってきたら、できるだけ時間を限って問題を解いてみよう。
- 【精読】知らない単語・構文などをきちんと調べて読むこと。
- 知らなかった単語・語句などは自分の単語帳を作って整理し、暗記に努めよう。
②文法・語彙問題
- 文法は、頻出問題集を1冊徹底的に仕上げておこう。語法やイディオムも含まれるものが便利。
- 語彙は、市販の単語集で語彙を増強するのと並行して読解力も養い、日頃から問題を解く中でわからない単語が出てきたら、そのつど辞書を引いて確認し、自分で単語帳を作っていくのが効果的。
- その際、派生語・同意語・反意語についてもチェックすることが大切。
- 何度も復習して完全に定着させるように努めよう。
- 単語は覚えてもすぐ忘れるものであるから、単語帳を作ったからといって安心しないこと。
☞オススメ参考書『英文法・語法 Vintage』(いいずな書店)、『速読英単語 必修編』(Z会)
③会話文問題:会話文の形式をとった英文解釈問題。
- 話の流れをしっかりつかむことを心がけて問題を解くようにしよう。
- わからないところがあっても、そこにとらわれることなく、全体の話の流れをきちんと押さえられているかどうかに気をつけながら、過去問の会話文問題で練習を積んでいくのが効果的。