
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基礎力重視 読解、文法・語彙、会話文と総合的な出題
出題形式 | 大問7~8題(文法・語彙問題2題、会話文問題1題、残りが読解問題) |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 動植物を主題とした科学記事からの出題が多く見られる。
- 最後に出題される1題は長文読解(400語程度)で、内容真偽(本文の内容に合致するものを2つ選ぶ問題)が問われている。
- 残りはいずれも短めの英文で、それぞれ内容真偽、空所補充や欠文挿入箇所、文整序などが、英文(大問)につき1問ずつ出題されている。
②文法・語彙問題
- 空所補充と語句整序が出題。
③会話文問題
- 二者による対話の空所に語句や文を補充する形式である。
難易度
- 難問はなく、どの問題も標準的な学力があれば対応できる。
- 読解問題の語彙・構文にも難しいものはなく、設問も答えやすいものばかりであるが、大問数が多いので、一文一文和訳しながら読んでいては時間不足になりかねない。さっと読んですばやく内容を理解する必要がある。
対策
①文法・語彙
- 授業で使用したテキストや問題集を徹底的に復習すること。
- 意味のわからない単語や構文をチェックしておき、後から辞書などで調べて確認し、それを定期的に見直すようにするとよい。
- 接続詞を選ぶ問題では、前後の文脈を正しくとらえられるかも問われている。
- 選択式の問題集を集中的にこなしておこう。
- 語句整序については、日本語が与えられていても、正解の英文は日本語の直訳にはなっていないことが多い。
- 日本語の意味を正しくくみ取り、選択肢の英語を使って表現するとどうなるのかを慎重に考える必要がある。
- 解答の多くは、重要構文が用いられていたり、間違えやすい語法が含まれた文となっているため、設問ごとにポイントとなっている文法事項が何であるかを意識して解くようにしよう。
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②会話文
- 会話文問題の基本は受け答えの流れをつかむことである。空所とその前後の内容が矛盾なくつながるようにするにはどの選択肢を選べばよいかを考えよう。
- 省略された発話が何を意味しているかなど、会話特有の表現に気をつけて学習しよう。
③読解
- 読解問題は大問数も多いので速読力の養成が欠かせない。共通テストの問題集や標準レベルの問題に数多く取り組み、英文を正確にすばやく読み解く練習を積んでおこう。
- 動植物に関わるテーマからの出題が多いので、日本大学や他大学の過去問で、400語程度の類似テーマの長文読解問題を解き、関連語彙の習得に努めておくとよい。
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