成蹊大学(法学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

成蹊大学(法学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 09日

傾向と対策(一般選抜)

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2022~2024年度の分析

読解力の向上に努めよう さまざまな分野での知識が必要

出題形式 大問6題(発音1題、文法・語彙3題、読解2題)。各小問は四者択一形式、解答個数は40個。
試験時間 60分
解答形式 全問マークシート方式。

出題内容

①発音、文法・語彙問題〔1〕~〔4〕

  • 〔1〕発音・アクセント、〔2〕語の定義、〔3〕空所補充、〔4〕語句整序問題、はここ数年変わらず出題されている。

②読解問題〔5〕〔6〕

  • 抽象的で学術的な内容や、最近議論の的となった事柄が取り上げられることが多い。
  • 近年は、〔5〕で小説やエッセーが出題されている。登場人物とその人間関係、設定などを正確に把握しながら読み進める必要がある。各設問に正しく答えながら読んでいけばストーリーが理解できる出題となっている。
  • 長めの英文ではあるが、常に先の設問を頭に入れながら焦らず読むようにしよう。

難易度

  • 1つの大問中でも、標準的なものから難度の高いものまで、さまざまな設問が出題されている。
  • 読解問題については、年度によって多少難しい英文が出題されることもあり、どれだけ読解問題に慣れているかが合否の大きな分かれ目となるだろう。

対策

①文法・語彙力

  • 文法・語彙に関する力をつけるには、さまざまな形式の問題を盛り込んだ問題集を1冊用意し、それを徹底的にマスターするのがよい。また、語句整序問題に対処するためには、構文問題集の基本例文を暗唱するのが効果的。
  • 例年、語の定義問題が出題されているので、英英辞典を使う習慣をつけて、その単語がどのように説明されているか、どういう語感をもつのかということにも注意を払っておこう。

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②読解力

  • 読解問題では、一読での理解が困難な英文が出題されることもあり、内容把握が難しい箇所について問われることもある。
    • その場合、該当する部分を何回か読み返すこと。このような問題に慣れるためには、普段から単語集で単語を覚えるだけではなく、多くの英文を読み、その中で知らない単語や語句を覚えていくことが大切である。
  • 簡単な単語で、知っている訳語をあてはめても英文の意味がわからない場合は、辞書で調べてみること。
    • 意外な訳語が見つかることもある。
  • 自分に合った長文の読み方、スタイルを習得しておくことが望ましい。
  • 小説を読んで心理描写に慣れておくこと、新聞やニュースなどで日頃から現代の風潮などに注目し、関連する知識・常識の習得を心がけることも大切。
    • 一見遠回りではあるが、背景にある事柄を理解していれば、それだけ英文の読解も容易になる。
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