日本大学(生産工学部・工学部)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

日本大学(生産工学部・工学部)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般選抜)

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2023~2024年度の分析

内容把握中心の長文読解問題 文法・語彙・熟語力の強化を!

出題形式 生産工学部:大問5題、解答個数46個。

工学部:大問6題、解答個数46(2023年度は40個)。

試験時間 60分
解答形式 全問マークシート方式。

出題内容

①生産工学部

  • 〔1〕内容説明を中心とした英問英答の長文読解問題。〔2〕空所補充の読解問題。〔3〕会話文問題。〔4〕〔5〕文法・語彙問題(〔4〕空所補充、〔5〕語句整序)。

②工学部

  • 出題順は年度によって変わるが、3題が文法・語彙問題(同意表現、空所補充、語句整序)。残りは、1題が会話文問題、1題が空所補充の読解問題、1題が英問英答で内容を問う長文読解問題。

難易度

  • 例年、出題形式はほとんど同じで、基本的なレベルの良問。
  • 長文読解問題は、基本〜標準レベルの語彙・文法力があれば読める。
  • 文法・語彙問題は、そのほとんどが基本的な頻出問題である。
  • 語句整序問題は、並べかえる英文は基礎レベルである。
  • 両学部とも、年度によってはやや専門性のある英文が出題されることがあるが、問題自体は解きやすく、解答の根拠となる箇所が本文中に容易に見つかるものが多い。

対策

①読解力

  • 長文読解問題の英文は単語・構文両面で標準レベルのものが中心なので、基礎力の養成に努めること。
    • 読解問題に取り組むときには、まず、1つの英文を辞書を使わずに最初から最後まで読み、大まかな内容を把握する。その上で、辞書でわからない語句を調べ、精読することを心がけよう。
  • 長文読解には速読力が求められる。例年、500〜700語程度の英文が出題されているので、1題が同じくらいの語数の標準的な読解問題集を用意し、自分で解答時間を決めて取り組んでみよう。
    • 文系の内容も出題されているので、さまざまなテーマの英文が採用された問題集を選ぶとよいだろう。
  • 日頃からテレビのニュースや新聞記事にも関心をもつようにしよう。幅広い分野の知識をもっていると、英文の内容理解の大きな助けとなる。

②文法

  • 文法問題はすべて頻出のもので、難問は出題されていない。
  • 文法項目別に解説してある頻出問題集を何度も繰り返し、しっかりとマスターしよう。

☞オススメ参考書『POWER STAGE 英文法・語法問題』(桐原書店)

③語彙・イディオム

  • 両学部とも文法・語彙力を問う問題が多く出題されているので、重要単語、イディオムは必ず覚えること。市販の単語・熟語集を活用し、その初級から中級あたりまでマスターしよう。
  • 読解問題を解きながら語彙力を増やしていくことも忘れないようにしよう。
  • ビジネス英語が出題されたこともあるので、このような分野の英文に出てくる語句や表現はぜひ読解問題の中で学習していこう。

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