![新潟大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!](https://akahon.net/blog_thumbnail/80/新潟大学.png)
傾向と対策(前期日程)
2023年度までの前期日程の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
実力差の出る本格的記述問題
出題形式 | 大問3題(読解問題2題、英作文問題1題) |
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試験時間 | 90分 |
解答形式 | 記述式 |
出題の特徴
読解問題
- 長文のテーマは、文化・教育・社会に関するもの、自然・動物・科学技術に関するものなど多岐にわたっている。
- 設問は英文和訳のほか、40〜120字の字数制限つきの内容説明が必出となっている。
英作文問題
- 例年、和文英訳と英作文の2本立てとなっている。
- 和文英訳は2問出題され、エッセーやインタビューなどが素材となっており、下線部の英訳が求められている。
- 英作文は、与えられた英文や問いについて80〜100語程度で、賛否いずれかの立場で意見を述べるもの、与えられたテーマで自由に論述するものなど。
難易度
- 読解問題は、英文和訳や字数制限のある設問での記述量も多く、全体的に難易度はやや高い。英作文問題は和文英訳、英作文ともほぼ標準レベル。
- 英作文において、いかに自分の考えをまとめ、英語にする時間を短くできるかによって、その他の設問にかけられる時間がきまってくるだろう。
対策
①確実な読解力
- 標準レベルのものを中心にさまざまなテーマの英文を数多く読み、その内容を正確に把握する練習を積むこと。
- 英文を読む場合には、段落ごとに要旨をまとめる練習をしておく。
- 余裕があれば、英字新聞・雑誌の論説などを読んでみる。
②日本語の表現力
- 和訳では英語の知識だけでなく、日本語の表現力が求められるので、こなれた日本語を書く練習をしておくことが大切である。
- 字数制限つきの内容説明が毎年出題されるので、内容を簡潔にまとめ、過不足なく日本語で表現する練習を積んでおくこと。
③英作文力:平易な表現で工夫して解答する力が問われる
- 教科書の基本例文をしっかり身につけ、そのうえで赤本などで既出問題の研究をしておくことが大切である。
- 可能であれば積極的に添削指導を受ける。
- 意見論述対策として、日頃から、ものごとをメリット・デメリットの両面から見るように心がける。
- 頻出・重要テーマをカバーした参考書を活用する。
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