
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
オールラウンドな英語力が必要
出題形式 | 〔前期日程〕
大問数4題(読解3題、英作文1題)。 〔後期日程〕 大問数4題(読解3題、会話文・読解1題)。 |
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試験時間 | 90分 |
解答形式 | 記述問題が中心。後期日程は、選択式が中心。 |
出題内容
- 前期日程・後期日程とも、〈文系〉と共通問題。
①前期日程
- 読解問題の英文は、論説文、エッセーなどから幅広くとられている。設問は、〔1〕〔2〕は記述式の内容説明や英文和訳が主で、〔3〕は英問英答形式の内容説明となっている。
- 〔4〕の英作文は、随筆など日本語の文章中の数カ所の和文英訳が出題。
②後期日程
- 〔1〕の読解問題は、表やグラフの読み取りも求められ、特徴のある形式となっている。
- 〔2〕は、中問2問に分かれ、短い会話文における語句整序と、読解英文の空所補充や段落整序が出題。
- 〔3〕〔4〕の読解問題は、同意表現、内容真偽、内容説明、空所補充、主題などが出題。
- 設問文がほぼ英語となっている。
難易度
- 読解問題の英文の内容は、大学入試の標準的なレベル。前期日程は和文英訳が出題される分、難度は高くなっている。
- 読解量が多いので、時間が不足しないように注意したい。
対策
①読解力をつけよう
- 読解問題の設問は、内容説明や内容真偽、英文和訳が中心。基本的な語彙・文法力はもちろんのこと、文の前後関係や概要を把握していく力も求められている。
- 一文を正確に理解していく力と、パラグラフ単位、さらには文章全体で読み取った内容を捉え直していく力が必要。
- 過去問や長文問題集にあたり、内容説明などの演習をしっかりと行っておく必要がある。
- 後期日程は、表やグラフを用いる形式にも注意しよう。
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②英作文力をつけよう
- 前期日程では、随筆などの文章から和文英訳が出題されている。
- 評論文と違い、柔らかい表現の多い随筆の英訳は、そのまま直訳しようとするとうまくいかないことも多い。
- 自分で別の表現に置きかえる練習をしておこう。
- 自分の好きな作家のエッセーなどを英訳してみて、先生に添削してもらうのも効果的。