茨城大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

茨城大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般選抜)

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2022~2024年度の分析

オールラウンドな英語力が必要

出題形式 〔前期日程〕

大問数4題(読解3題、英作文1題)。

〔後期日程〕

大問数4題(読解3題、会話文・読解1題)。

試験時間 90分
解答形式 記述問題が中心。後期日程は、選択式が中心。

出題内容

  • 前期日程・後期日程とも、〈文系〉と共通問題。

①前期日程

  • 読解問題の英文は、論説文、エッセーなどから幅広くとられている。設問は、〔1〕〔2〕は記述式の内容説明や英文和訳が主で、〔3〕は英問英答形式の内容説明となっている。
  • 〔4〕の英作文は、随筆など日本語の文章中の数カ所の和文英訳が出題。

②後期日程

  • 〔1〕の読解問題は、表やグラフの読み取りも求められ、特徴のある形式となっている。
  • 〔2〕は、中問2問に分かれ、短い会話文における語句整序と、読解英文の空所補充や段落整序が出題。
  • 〔3〕〔4〕の読解問題は、同意表現、内容真偽、内容説明、空所補充、主題などが出題。
  • 設問文がほぼ英語となっている。

難易度

  • 読解問題の英文の内容は、大学入試の標準的なレベル。前期日程は和文英訳が出題される分、難度は高くなっている。
  • 読解量が多いので、時間が不足しないように注意したい。

対策

①読解力をつけよう

  • 読解問題の設問は、内容説明や内容真偽、英文和訳が中心。基本的な語彙・文法力はもちろんのこと、文の前後関係や概要を把握していく力も求められている。
    • 一文を正確に理解していく力と、パラグラフ単位、さらには文章全体で読み取った内容を捉え直していく力が必要。
  • 過去問や長文問題集にあたり、内容説明などの演習をしっかりと行っておく必要がある。
  • 後期日程は、表やグラフを用いる形式にも注意しよう。

☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)、『新英語長文問題集 New Approach 1』(河合出版)

②英作文力をつけよう

  • 前期日程では、随筆などの文章から和文英訳が出題されている。
  • 評論文と違い、柔らかい表現の多い随筆の英訳は、そのまま直訳しようとするとうまくいかないことも多い。
    • 自分で別の表現に置きかえる練習をしておこう。
  • 自分の好きな作家のエッセーなどを英訳してみて、先生に添削してもらうのも効果的。

関連ブログ