
傾向と対策(前期日程)
2023年度までの前期日程の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
語彙レベルの高い読解問題とテーマ英作文に注意 日本語・英語両方の表現力が必要
出題形式 | 例年大問4題(読解2題、会話文1題、英作文1題)。設問文は英語 |
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試験時間 | 90分 |
解答形式 | ほとんどの問題が記述式 |
出題の特徴
読解問題
- 英文のテーマは、学問、人間の行動、言語、教育、経済など、多岐にわたる。
- 設問文や語注は英語で与えられており、日本語で解答する内容説明問題が中心。
- 字数は指定されていない。
会話文問題
- 例年、会話文の空所補充問題が出題されている。
英作文問題
- 例年、英文の指示に従って書くテーマ英作文で、友人からのメールの返事を75~100語で書くという形式。
難易度
- 全体的な難易度としては標準的といえる。時間配分については、読解問題1題につき20〜25分が目安となるだろう。
対策
①読解問題
- 硬質の評論文・報道文を中心に、さまざまなタイプの英文に意識的にふれるようにする。
- 語彙・文法・構文を確かなものにしながら、長文に触れる機会を増やす。
☞オススメ参考書『英文読解の着眼点』(駿台文庫)
『大学入試 ぐんぐん読める英語長文〔STANDARD〕』(教学社)
- 文系と共通問題であるが、理系らしい内容の文章も出題されるので、他の国公立大学の問題文などからも、そうしたものを探して読み慣れておく。
- 記述式の内容説明が中心なので、表現力をつけることも必要である。
②英作文問題
- 大学入試でのテーマ英作文のコツを体得し、できるだけシンプルな表現で充実した内容を書くことを目指す。
☞オススメ参考書『〔自由英作文編〕英作文のトレーニング』(Z会)
『大学入試 すぐ書ける自由英作文』(教学社)
※頻出・重要テーマがカバーされており参考になる。
- 書いたものを英語の先生やネイティブスピーカーに見てもらうことも重要である。
- 語彙・熟語、さらには基本例文の暗記といった地道な作業も不可欠である。