![京都府立大学の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!](https://akahon.net/blog_thumbnail/73/京都府立大学.png)
傾向と対策(前期日程)
2023年度までの前期日程の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
読解は英文和訳が主体、英作文も必出
出題形式 | 例年、大問4題(〔1〕~〔3〕が読解問題、〔4〕が英作文問題) |
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試験時間 | 90分 |
解答形式 | 全問記述式 |
出題内容
①読解問題
- 英文和訳が必出で、それに内容説明、空所補充、年度によっては同意表現
- 英文和訳は全文訳と下線部訳がある
- 英文の長さは、例年、短いものが2題と、その倍くらいのものが1題
- 内容は論説文やエッセーの一部であることがほとんど
②英作文
- 例年、3,4行程度のエッセーなどの文章の和文英訳問題が出題
難易度
- 読解問題は英文和訳が中心で、難度は高い。
- 和文英訳は素直に英語化できる日本文ではないケースがほとんどであり、その意味では難度はやや高いといえる
対策
①読解力の養成
- 英文和訳のウエートが非常に大きく、内容説明も含めて正確な訳ができるかどうかが合否のカギとなる。
- 日頃から一語一句を丁寧に類別しながら文の構造を把握し、わからない単語は辞書で調べるようにする。
- 各文の前後関係や指示語句などの具体的内容を把握するよう心がける。
②構文・文法知識の充実
- 学校の文法の授業や問題集を通して、正確な文法の基本知識、文の組み立て、構文の知識などをしっかり身につけよう。
- 名詞節、形容詞節、副詞節は括弧でくくるなど工夫しながら、文の構造を明確にし、どのような構文が使われているかなどに留意しつつ、英文和訳の練習をする。
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③英作文の練習:文法力と語彙力が基本
- 文法の教科書に載っている代表的な構文などの例文は、丸暗記しておくと便利。
- 和文英訳は、日本語の意味を十分に理解し、論理的に組み立てなおし、自分の扱える構文・語彙を用いて、わかりやすい英文を作ることに留意しながら練習する。