
傾向と対策(一般選抜前期日程)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
英作文はやや難
出題形式 | 大問3題(読解問題2題、英作文問題1題)。 |
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試験時間 | 90分。 |
解答形式 | 記述式。 |
出題内容
①読解問題〔1〕〔2〕
- 〔1〕は、英語の質問に英語で答える問題。
- 〔2〕は、日本語の質問に日本語で答える問題。
- 読解問題の英文は、教育、文化、科学、社会問題から日常に関わる事柄まで出題されており、エッセーや説明文が中心。
②英作文〔3〕
- 〔3〕は、120語程度の英作文。英文の指示に従い与えられたテーマで自分の考えをまとめるもの。2022年度以降はグラフの読解も求められている。
- 2022年度は「子どものころになりたかった職業」。
- 2023年度は「長時間労働について」。
- 2024年度は「アメリカ人が恐れているもの」。
難易度
- 読解問題の語彙や構文は、基礎的な知識をしっかり固めておけば合格点を取れるレベル。文章内容も、難解・抽象的なものではなく、高校の英語の教科書や標準的な問題集を繰り返し読み込んでおけば十分対応できる。
- 設問も、本文中の該当箇所は探しやすく、文章を落ち着いて読めば比較的平易に正解を作成できるよう配慮されている。
- 英作文は、分量・内容ともにやや難。日常の身近な現象、人生における教訓、さらには社会問題など、日頃から英文で自分の考えを述べることができるよう練習しておくことが必要。
対策
①読解力を身につける
- 内容説明問題が大半を占め、設問の形式が特徴的なので、まず過去問を解いてみることが重要。また、標準レベルの長文問題集をこなしておくとよい。
- 読み取った内容を的確に説明する日本語の力も養う必要がある。
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②英作文対策
- 英作文の力は、書くことによって初めて身につくものである。まずは、その日あったことや感じたことを、数行程度の英文で書き表してみよう。
- ある程度慣れてきたら、評論文を読み、自分の考えを英文にする練習を根気よく続けよう。
- 政治、経済、国際関係、スポーツ、日常生活など、多くの話題について、思うところをまず書いてみて、先生に添削してもらおう。
- その際には「自説の主張」と「その根拠」を明確にした構成を心がけよう。
- 平易な表現で、文法的にミスのない、減点されない英文を書くことが大切。
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