法政大学(情報科学部・デザイン工学部・理工学部・生命科学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

法政大学(情報科学部・デザイン工学部・理工学部・生命科学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般選抜)

2023年度までの一般選抜の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2021~2023年度の分析

読解総合問題が中心 科学関連の英文が頻出

出題形式 例年、2月11日実施:大問7題、2月14実施:大問5題。

読解問題中心、発音問題、文法・語彙問題、会話文問題が出題されている。

試験時間 90分
解答形式 全問マークシート法

※実施は2日程。

2月11日実施(Ⅰ日程):情報科(ディジタルメディア)学部、デザイン工(都市環境デザイン工・システムデザイン)学部、理工(機械工〈機械工学専修〉・応用情報工)学部、生命科(生命機能)学部。

2月14日実施(Ⅱ日程):情報科(コンピュータ科)学部、デザイン工(建築)学部、理工(電気電子工・経営システム工・創生科)学部、生命科(環境応用化・応用植物科)学部。

出題内容

  • 読解総合問題中心で、空所補充、内容説明、内容真偽、主題といった内容の理解に加えて、同意表現などの語彙力を問う設問も多く含まれており、幅広く英語力をみようとする問題。
  • 読解のテキストとなる英文は、エッセーや評論が中心であり、テーマは多岐にわたっているが、環境問題や科学的なものがよく出題。また、図表やグラフを利用した問題が出題されていることも特徴の一つ。
  • 文法・語彙問題は、空所補充による短文の完成や語句整序などの形式が多い。

難易度

  • 読解英文の語彙にはやや難しい専門用語も含まれているが、英文の内容そのものは標準的である。しかし、全体として問題の種類と数が多く、特に読解問題では内容の理解を問う設問が多い。
  • マークシート法とはいえ、試験時間は決して余裕があるとはいえない。

対策

①文法・語彙

  • 短文の空所補充や語句整序がよく出題されている。空所補充では簡単な計算を含む問題が出題されることもあるので、過去問をよく研究すること。
  • 文法に関しては、特に、時制・仮定法、準動詞、関係詞、代名詞、比較などを重点的にマスターしておくこと。

☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)

  • 読解問題の中で語彙や熟語の知識が問われる場合も多いので、単語や熟語を別の英語で言い換える訓練が必要。

☞オススメ参考書『英文法ファイナル問題集 標準編』(桐原書店)

※会話文ともあわせて文法・語彙の対策を仕上げるために利用するとよい。

②会話文:短い会話を完成させる問題がよく出題されている

  • 会話に固有の表現を覚えるとともに、会話の流れをつかむ練習に力を入れることが大切。問われる内容は基本的な熟語表現や省略表現など。
  • 話の流れに沿った発言を選ぶ問題では、前後の発言内容を確認して、内容的にも文法的にも矛盾しないものを選ぼう。

③読解:ロボットやAIなど科学技術に関する英文がよく出題

  • コンピュータ技術や生命工学など、科学関連の英文に慣れておくことが必要。ただし、言語や哲学に関する英文も出題されているので、偏りのないように学習することを心がけよう。

☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)

※入試頻出の英文が掲載された問題集を活用するとよい。

  • 図表を含む英文に関しては、量をこなすことが大切。英文にわからないところがあっても、図表がヒントになる場合もある。
  • 共通テスト用の問題集なども活用して、さまざまなタイプの問題に慣れておこう。

④既出問題の検討

  • 科学的な内容の設問や図表を利用した設問など、独特の出題傾向がある。
    • 例年、出題傾向は大きく変わっていないので、赤本シリーズ等を利用して過去の問題には必ず当たっておこう。

☞オススメ参考書『法政大の英語』(教学社)

  • きちんと時間を計って、時間配分を考えながら解いてみること。大問ごとに難易度に差がある場合もあるので、どの問題から取り組むかを検討してみるのもよい。

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