
傾向と対策(一般選抜)
2023年度までの一般選抜の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
長文読解が最重要 文法・語彙、会話表現も要注意
出題形式 | 例年、大問5題(〔1〕〔2〕読解、〔3〕文法・語彙、〔4〕会話文、〔5〕読解) |
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試験時間 | 75分 |
解答形式 | 読解問題中の短文を和訳する設問1問と、ひとまとまりの英文中の空所に単語を補う大問1題〔5〕が記述式で、そのほかはマークシート式による選択式 |
出題内容
- 長文読解は3題の出題が続いている。設問は、英文を完成させる形で主題や内容把握などを問うもの、同意表現、英文和訳、内容説明などが出題。
- 〔1〕〔2〕とも英文の分量はやや多めで、精密な読解を要する設問が多い。
- 文法・語彙、会話文は、おおむね標準的で、普段から文法のテキスト、単語集、熟語集で基本~標準のところをしっかり押さえていれば十分に対応できる内容。
- 会話文は、口語表現の知識がなければ対応できない問題も出題。
難易度
- 全体的には標準~やや難のレベル。
- 長文読解の英文はやや難度は高く、設問では正確な読解力が問われており、文法・語彙、会話文はほぼ標準的なレベル。
- 試験時間は75分と問題に対してあまり余裕がないので、時間配分にも注意。
対策
①長文読解力の強化が必要
- 例年、〔1〕〔2〕の長文読解は設問文も英文が主であり、正確な内容把握が求められるので、十分な読解力が必要。
- 長文読解の問題集や過去問などを使って、英文を辞書を使わずに正確に把握する練習を積んでおくこと。
☞オススメ参考書『大学入試 ひと目でわかる英文読解』(教学社)
※長文を読み慣れていなかったり、英文構造を正確に理解できていないうちは、英文解釈の参考書を使って、精読から始めよう。
- 各設問に当たる際には、本文中の該当する箇所をみつけて考えることを心がけるとよい。正解が本文中にあるのが内容把握問題である。最初に本文を一読し、設問に当たる際にもう一度本文を確認するという形で取り組むとよい。
②文法・語彙力の充実を:長文読解などの基礎にもなる
- 単語・熟語集や問題集を利用して基本的な知識を身につける。
☞オススメ参考書:語彙では、『英単語ターゲット1900』『英熟語ターゲット1000』(ともに旺文社)、文法では、『即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習』『全解説 頻出英文法・語法問題1000』(ともに桐原書店)。また、理解できない項目に遭遇した場合は、『徹底例解ロイヤル英文法 改訂新版』(旺文社)や『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)などを用いて解決するようにするとよい。
③過去問の徹底演習を
- 出題形式や難易度は一定しているので、過去問をしっかり演習し、問題形式に慣れておくとよい。解答のコツも実戦を通して身につけることができる。
- 最終段階では時間を計りながら演習し、本番に備えて時間配分も考えておくとよい。