
傾向と対策(一般選抜)
2023年度までの一般選抜の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2020~2023年度の分析
読解力・記述力重視!
出題形式 | 例年、読解問題1題の出題。
総設問数は30問。2023年度の問題数は記述式が4問で、選択式が26問。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 設問は記述式と選択式に分かれている。 |
出題内容
- 記述式は、英文和訳、和文英訳、語形変化、同意表現、内容説明など。
- 選択式は、内容説明、空所補充、同意表現、語句意、語句整序、内容真偽など。
- 他大学の理工学部のように自然科学系のテーマが頻出するのとは違い、物語文が多いのが特徴。また、途中に会話が現れることが多いのも特徴。
難易度
- 全体的には標準的なレベルに近い。英文自体は物語文が基本で、難単語・熟語が多いわけではないが、ところどころ読解しにくい部分がある。
- 選択式の設問はほとんどが標準的。読解問題だが、熟語や文法の知識から解くものもかなりある。
- 記述式は、当然一から書かないといけないのでやや難しい。2020年度以降の記述問題は無理のない難度となっているが、やはり記述式で差がつくと考えられる。
対策
①語彙力をつける
- 語彙は標準的な単語帳や熟語帳、あるいは、熟語の問題が含まれている総合的な問題集を1冊しっかりやることが重要。
- 可能なら物語文で出てくるような語彙はなるべく覚えるようにしよう。単語帳や熟語帳だけではなく、物語文を読んだときに知らない単語や熟語を覚えるとよい。
- 特に熟語が記述式で狙われる傾向が強いので、何となくではなく、しっかりと覚えるように学習することが大切。
②文法力をつける
- 標準的な問題集を1冊しっかりやっておけば十分だろう。
☞オススメ参考書『Next Stage 英文法・語法問題』『大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題1000』(ともに桐原書店)や『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』(いいずな書店)などの問題集や、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)といった参考書。
③読解力と解答する力をつける
- 読解力と設問を解く力こそ、受験において一番重要なところである。一つ一つの英文をしっかり読むことは重要だが、それぞれの文をいかに有機的に読めるかがそれ以上に重要になる。
- 理工学部の設問は記述式、選択式を問わず、問題の前後を手がかりにすることが非常に多い。
☞オススメ参考書『明治大の英語』(教学社)
※有機的な読み方や設問の解き方が充実している問題集を選ぼう。読み方や設問の解き方を学んでいくのも一つの手段である。