法政大学(経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

法政大学(経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部-A方式)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般選抜)

2023年度までの一般選抜の入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2021~2023年度の分析

時間配分に注意が必要 問題の難易を見極め基本問題を優先しよう

出題形式 大問4題(文法・語彙問題1 題、読解問題3 題( 2月9日実施分は1題がインタビュー形式の会話文問題))

2月12日実施分の大問〔4〕は設問が英文。

試験時間 90分
解答形式 全問マークシート法

※実施は2日程。

2月9日実施:経済学部A方式Ⅰ日程(国際経済・現代ビジネス学科)、社会学部A方式Ⅰ日程(社会政策科・メディア社会学科)、現代福祉学部A方式。

2月12日実施:経済学部A方式Ⅱ日程(経済学科)、社会学部A方式Ⅱ日程(社会学科)、スポーツ健康学部A方式。

出題内容

  • 文法・語彙問題は、文法・語法・イディオム問題のほかに、単語の知識そのものを問うものも出題。
  • 読解問題については、英文のテーマはさまざまで、最近の政治・経済・社会問題など、ある程度の背景知識があったほうが理解しやすいものなども出題。
  • 設問形式も語句整序、空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽、主題などさまざま。

難易度

  • 全体としては、標準~やや難のレベルの問題。
  • 文法・語彙問題は、標準的な問題が中心であるが、比較的基本的な文法力を問うものと、難度の高い語彙の知識を問うものが混在している。
  • 読解問題は、難しい単語や構文はあまり多くなく、取り組みやすいものとなっている。しかし、内容的には、受験生にはなじみの薄い分野からの出題もあり、難しく感じる人もいるだろう。両日程とも、紛らわしい選択肢が散見されるので、慎重に解答する必要がある。
  • 90分の試験時間を考えると、速読力とともに、難問につまずいて時間不足とならないよう、解ける問題を素早く見極める力が必要。

対策

①読解に比重をおいた学習が必要

  • 自分がやや難しいと感じる程度の長文を辞書を使わずに数回読み、わからない単語でも、文脈から推測しながら読む習慣をつけることから始めるとよい。

☞オススメ参考書『SPEED攻略10日間 英語 長文読解 私立大編』(Z会)

※さまざまな設問形式に対応する必要があるので、出題形式ごとの攻略法を学習するのもよい。

  • 赤本で、過去問を繰り返し解くなどして慣れておくことで、時間配分を考えて難しい問題に時間をかけすぎずに次の問題へ進むといったような要領を身につけておこう。
  • さまざまなジャンル(政治、社会、経済、科学、教育)からの出題があるので、日頃からインターネットや新聞やテレビなどを利用して、多くの話題に接するよう心がけておこう。
    • 国際問題や海外の話題を扱った文章が多いので、学生向けの英字新聞などを利用するのもよい。

☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)

※入試頻出の英文やテーマを扱った問題集を1冊仕上げるのも効果的。

②文法・語彙:基本的な文法事項を徹底して習得しておこう!

  • 標準レベルの文法問題集で十分対応できるが、難度の高い語彙については、日頃の読解演習の中で出てくる難しいものを1つでも多く覚えるように心がけるとよい。

☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社) や『英語の構文150 UPGRADED 99 Lessons』(美誠社)

※手元に置いて、調べながら学習すると効果アップにつながる。

  • 頻出レベルの語彙は、単語帳や熟語集を使って計画的に学習しておく。

☞オススメ参考書『英熟語 イディオマスター』(語学春秋社)

※解説が丁寧なことに加えて、練習例題があり、文法の学習にもつながる便利な熟語集。

  • 構文に関しては、早めに自分に合った問題集を見つけ、繰り返し練習してマスターしておこう。

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