西南学院大学(商学部・経済学部・法学部・人間科学部-A日程)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

西南学院大学(商学部・経済学部・法学部・人間科学部-A日程)の入試問題の出題傾向を徹底分析! とるべき対策や勉強方法がわかる!

2025年 03月 06日

傾向と対策(一般入試)

2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。

【目次】

【英語】

傾向

※2023~2024年度の分析

語彙力の充実と長文の速読がポイント

出題形式 大問数4題(読解問題2題、文法・語彙問題2題)。
試験時間 70分
解答形式 長文読解問題は全問選択式、文法・語彙問題は記述式。

出題内容

①読解問題

  • 英文は、評論・エッセー形式の文章で、主題は多岐にわたっている。
  • 設問内容は、空所補充のみの問題1題と、総合読解問題1題が出題。
  • 2023年度では出題されなかった要約文の完成が2024年度で復活している。

②文法・語彙問題

  • 2024年度は語句整序に代わって書き換え文の完成が出題された。
  • 誤り指摘・訂正は例年出題されており、正確な文法・語法の知識が必要。

難易度

  • 読解問題は、読みやすい内容の英文が多く、標準レベルといえる。しかし、なじみのない慣用表現や語句の意味を前後の文脈を手がかりに推測する力が身についていないと高得点は難しい。
  • 時間配分としては、読解問題2題で50分程度、文法・語彙問題2題で15〜20分程度というところだと思われる。

対策

①スピーディーかつ的確な読解を心がけよう

  • 普段から西南学院大学の読解問題とほぼ同量の英文(500語程度)を、時間を決めて読む習慣をつけることが大切。
    • まず、全体を通読して大意をつかむ。次に、設問と対応する箇所を本文中から見つけて比較し、必要に応じて和訳する。その際、わからない語句は文脈から意味を推測しよう。慣れてくれば、おおよそのニュアンスはつかめるようになる。
    • あとで必ず辞書を引いて確かめることを忘れないようにしよう!
  • 学部間で問題の類似性が高いので、出題形式・時間配分に慣れるためにも、赤本シリーズを利用して他学部の過去問にも当たっておくことがオススメ。

②語彙力をつけよう

  • 読解問題には、教科書レベルを超える単語も含まれている。単語・熟語・派生語・同意語・反意語などは普段から意識的に整理し、暗記するように努めよう。
    • 対策①で述べたように、問題に出てくるすべての単語の意味を知っておかなければならないということではなく、文脈から読み取ることも大切。

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 短文の空所補充でも、細かい語彙の知識が要求されるので、数多くの問題をこなしておこう。

③文法力をつけよう

  • 文法・語彙問題では、文中の誤りを指摘して訂正する問題に加え、新たに書き換えが出題された。
    • 主に節から句、あるいは句から節への変換なので、日頃から文法学習で目にする同意文はしっかりと書き留めて覚えるようにしよう。
    • 不足語のある語句整序は2024年度は出題されなかったが、良問なので復活もあり得る。
  • 読解問題の中でも文法が問われるものが含まれているので、文法・語彙、語法問題を確実に解答して得点を伸ばしたい。

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