
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
小問数の多い長文問題が特徴 前期・数学重視型・共通テストプラス方式は英作文も出題
出題形式 | 〔M方式〕
大問8題(文法・語彙3問、会話文1題、読解4題)、解答個数60個前後。 〔前期・数学重視型・共通テストプラス方式〕 大問3題(長文読解2問、英作文1題)。 |
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試験時間 | 80分 |
解答形式 | 〔M方式〕全問マークシート方式。
〔前期・数学重視型・共通テストプラス方式〕マークシート方式と記述式の併用。 |
出題内容
①M方式
- 誤り指摘や語句整序、空所補充などの文法・語彙問題と読解問題がバランスよく出題。
- 最近は、挿絵入り説明英文が出題されており、2024年度は料理の手順に関する問題であった。
②前期・数学重視型・共通テストプラス方式
- 2題の読解問題の中で、内容読解力とともに文法・語彙、発音などさまざまな力が問われ、英問英答形式での出題もみられる。
- 英作文は、語彙レベルとしては高くないが、基本表現をどのように正確に英訳するかが問われる。
難易度
- 長文の難度は高くなく、比較的読みやすい文章。ほとんどが標準問題であるが、やや難しい語が選択肢で問われる場合がある。また、設問数が多いので、80分の試験時間ですべて解答するためには要領よく解き進めることが必要。
- 時間配分は、前期・数学重視型・共通テストプラス方式の場合は、読解問題1題につき25~30分が目安。M方式の場合は、発音、文法・語彙問題を合わせて10分弱ですませ、残りの時間を会話文を含めた読解問題にあてよう。
対策
①読 解
- 設問が多岐にわたっており、解答個数も多いので、本文を読みながら並行して問題を解き進めるほうがよい。
- 英文和訳、内容説明、内容真偽問題にしっかり取り組めるかどうかがポイント。
- まずは、長文を読むために語彙力、文法・構文といった知識を習得することが大切。
☞オススメ参考書『大学入試 レベル別 英語長文問題ソリューション1 スタンダードレベル』(かんき出版)、『関正生のThe Rules 英語長文問題集1 入試基礎』(旺文社)
過去問に取り組む前に、これらで演習を行うとよい。
②語 彙
- 派生語・同意語・反意語・アクセント・発音を問う問題が出題されているので、日頃からそのことを意識して単語を覚えるようにしよう。
- アクセントは、ルールをひと通り覚え、発音は母音を中心として勉強するようにしよう。
③文 法
- 基本的な問題が出題されているので、基礎をしっかり固めることが重要。
- 文法の問題集を1冊仕上げることが望ましい。
☞オススメ参考書『英文法レベル別問題集4 中級編』(ナガセ)
④英作文
- 基本例文となる短い文をできる限り覚えるようにする。
- スペルミスをなくすために、単語を覚える際には必ず紙に書くようにしよう。
- 動詞の使い方などは、辞書を引いて確認すること。