
傾向と対策(一般選抜)
2024年度までの入試問題を分析しました。さらに詳しい最新の分析は「大学赤本シリーズ」をご覧ください。
【目次】
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
長文・会話文は全体的な状況の把握がポイント
出題形式 | 大問5題(読解2題、会話文1題、文法・語彙2題)。 |
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試験時間 | 60分 |
解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題:〔1〕長めの英文、〔3〕短めの英文が出題。
- 〔1〕は例年、主題、内容説明、同意表現が中心で、いずれも4択である。内容説明は本文から読み取れることを選ぶものが多いが、本文と一致しない内容を選ぶ問題が出題されることもある。設問も英文なので注意が必要。
- 〔3〕は、空所補充が出題されている。
②会話文問題
- 空所補充形式で会話文を完成させる問題。
③文法・語彙問題
- 空所補充と同意表現が出題されている。
難易度
- 読解問題の空所補充や文法・語彙問題の語彙については細かい知識が問われているところもあるが、その他は標準レベルの出題。
- 時間配分としては、〔3〕の読解が5〜10分、〔4〕〔5〕の文法・語法は、合わせて10〜15分が目安。
対策
①読解問題
- 60分という試験時間で大問5題を解かなければならないので、速読の力が問われている。
- 論理的な英文を多く読むよう心がけ、原因・結果の関係、対比関係、譲歩・主張の関係、同じ内容の言い換えなどに注意しながら、論理を整理しつつ読み進める習慣をつけることが重要。
- 日頃から新聞やニュース、書物などに興味をもち、時事問題や、科学・歴史・文化に関する知識を幅広く吸収しておくことは、内容理解の大きな助けとなる。
②文法・語彙問題
- 語彙については、かなり細かい知識が要求されている。単語集を使った学習だけではなく、例えば読解のドリルなどで出合った未知の単語もすべて自分のものにしていこう。
- 意味だけでなく、コロケーションやニュアンスの違いなども身につけることを目標にしよう。
- 同意表現のトレーニングをしておくことも大切。
- 文法については、細かい知識を断片的に暗記するのではなく、品詞、文型、句と節、時制などの、文を構成する原則的なルールを理解することが重要。
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③会話文問題
- 受験用の一問一答式の問題集などを使い、会話文独特の表現を身につける必要がある。
- 総合的な読解力も要求されているので、「疑問文→答えは何か」「but→論理の逆転」「指示語→何を指しているか」など、基本的なやりとりの原則をつかむことが重要。
- 会話文の空所補充問題などを多くこなすことで、全体的な状況を把握する練習を積むとよい。