オンライン面接の注意点~事前準備編~

オンライン面接の注意点~事前準備編~

2020年 11月 13日

2020年はオンライン面接元年?

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2021年度入試では面接試験をオンライン面接にする大学が増えています。しかしこのブログを読んでいる受験生の皆さんは、人生で初めてオンライン面接を受ける、という人がほとんどでしょう。「そもそもオンライン面接って何?」という人もいるかもしれません。そんな人のために、オンライン面接の注意点をまとめました。今回が「事前準備編」、そして次回が「当日編」です。このブログを読んで、準備に役立ててください。

 

通常の面接とどう違う? 

 オンライン面接では受験環境が変わるだけで、面接官の質問に答えたり自己PRをしたり、といった面接の基本的な内容が変わるわけではありません。しかし受験する環境については、オンライン面接ならではの注意点があります。

 

面接の事前準備

募集要項を読み、同意書を提出する 

 まずは志望大学の募集要項をよく読み、試験日時、面接に使用する機器やアプリ、注意事項などを確認します。大学によって使用する機器やアプリが決められているので、必ず指定のものを準備しましょう。また、受験前にオンライン面接に関する同意書を提出しなければならない大学もあります。期日までに忘れずに提出しましょう。

 

面接で使用する機器を準備する  

 オンライン面接に使用する電子機器は、次の2点を満たしている必要があります。

○インターネット回線に接続できること

○カメラとマイクが付属しているか外部に接続できること

 パソコンのみ使用可とする大学もありますが、タブレットやスマートフォンからの受験が可能であることも多いです。ただしこれらは自立させることが難しく、手ブレが起きやすいので、使う場合は固定用のスタンドが必要です。使用する機器にあわせて、スタンド、カメラ、マイクなどを準備しておきましょう。  

 音声が聞き取りにくい場合は、イヤホンやヘッドセット(マイク付きイヤホン)を使うと改善できます。ただしイヤホンを禁止している大学もあるので、事前に確かめておきましょう。

 

インターネット環境を整える  

 オンライン面接は音声と映像で行うため、通信速度がある程度速く、安定したインターネット回線が必要です。通信が不安定になると音声や映像が乱れ、面接が続行できなくなります。安定した通信環境を整えておきましょう。

 

受験用のアプリを準備する  

 オンライン面接は「Zoom」など、Web会議用アプリを使って行う大学がほとんどです。そのため試験当日までに指定のアプリのダウンロードと設定を済ませておきましょう。 アプリのダウンロードのみで受験できる場合が多いですが、アカウント作成を求められることもあります。面接官の方が見るアカウントなので、ハンドルネームではなく実名で登録しましょう。  

 アプリのダウンロードやアカウント作成については、大学の指示通りに行います。多くの大学ではアプリの事前接続テストを実施しているので、受験する大学で行っている場合は必ず参加しましょう。もし分からない点や不具合があれば、そこで相談しましょう。

 

受験する部屋を選ぶ  

 オンライン面接を自宅で行う場合は、なるべく静かで雑音の無い部屋を選びます。窓の外から車の音や人の声が聞こえる場所は避けた方が無難です。

 

照明、距離感を調整する  

 画面に自分の顔がはっきり映るように、部屋の照明を調整します。暗すぎても明るすぎても見栄えが悪くなります。備え付けの照明だけで対処できない場合は、デスクライトなどの光源を追加して光の当たり方を調節します。また日差しがよく入る部屋の場合、面接を受ける時間帯の光量や光の向きを確かめ、逆光にならないよう注意しましょう。

 カメラとの距離感にも注意が必要です。カメラが顔に近すぎたり遠すぎたりすると、映りが悪くなります。またカメラが自分の顔より下になると、面接官を見下ろしているように見えてしまいます。視線とカメラを結んだ線が地面と平行になるよう、座る位置とカメラの位置を調整しましょう。大学によっては「上半身が画面に入るように」といった指定があるので、事前に確認しておきましょう。

 

背景になる場所を整理する  

 自宅、特に自分の部屋で受験するときは、背景になる部分をよく片付け、家具や棚、ポスターなどができるだけ映り込まないようにします。もし散らかった部屋が映ると、面接官に悪い印象を与えてしまうかもしれません。

 

カンニングを疑われないために  

 受験する部屋、特に自分の周囲はよく片付け、受験票など必要最低限の物だけを置きます。置いてよい物は大学によって決められているので、募集要項をよく確認しましょう。許可のないものを置くと、カンニングとみなされる場合があります。  

 また同じ室内に第三者がいる状態で受験した場合、無条件で失格になることがあります。面接中は部屋に入らないよう、事前に家族に頼んでおきましょう。

◆環境整備が難しい場合◆
 諸事情により、安定したインターネット回線や面接に適した静かな部屋を準備するのが難しいこともあるでしょう。そうした場合は受験する大学の入試課に連絡し、どうすればよいかを聞きましょう。自宅以外での受験が認められている場合は、高校の教室や有料の個室スペースなどを使うこともできますが、使用許可が必要だったりお金がかかったりします。まずは大学に事情を説明し、どのような措置が受けられるかを確認しましょう。

 

準備が整ったら

実際に本番と同じ条件で試してみましょう

 

 準備ができたら、家族や友達にお願いしてテストしてみましょう。機器は正常に動作しますか? 画面と音声に問題はありませんか? 部屋の明るさや背景はふさわしいものになっていますか? クリアできていれば準備は完了。あとは試験を受けるだけです。面接で話す内容を整理しながら、当日に備えましょう。

 次回のブログでは「オンライン面接の注意点~当日編~」を紹介します。

 

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