「受験の天王山」と言われる夏。暑さに負けず受験勉強に取り組めるように、旬の食材をたっぷり使った献立を紹介します。
〈栄養成分〉
-
- エネルギー
- 466kcal
-
- 脂質
- 14.2g
-
- カルシウム
- 27mg
-
- 食塩相当量
- 1.6g
-
- たんぱく質
- 16.3g
-
- 炭水化物
- 64.4g
-
- 鉄
- 0.9mg
-
- 米
- 2合
-
- 茹でタコ足
- 200g
-
- トマト水煮(缶詰)
- 100g
-
- 玉ねぎ
- 1個
-
- 水
- 2カップ
-
- コンソメスープの素(固形)
- 2個
-
- オリーブオイル
- 大さじ4
- 米は、炊く30分~1時間前に洗い、ザルにあげる。タコ足は一口大に切る。トマト水煮は潰しておく。玉ねぎはみじん切りにする。
- 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰してきたら砕いたコンソメスープの素を入れて溶かし、スープを作る。
- 炊飯器に洗った米、トマト水煮、玉ねぎを入れ、2で作った温かいコンソメスープを炊飯器の2合の目盛線まで注ぎ、通常の白米モードで炊飯する。
- 炊き上がったら、一口大に切ったタコをのせて10分程蒸らし、オリーブオイルを加えてざっくり混ぜる。
夏バテ防止には、エネルギーやたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含む食事をしっかり摂ることと、十分な休養が大切です。
「洋風タコ飯」で使うタコは、たんぱく質を多く含み、抗酸化性を有するビタミンEや、たんぱく質の合成に関与する亜鉛を含みます。また、特徴的な成分として、肝臓や心臓のはたらきを助けたり、筋肉運動の手助けをするタウリンも含まれています。「洋風タコ飯」では、米にトマト、玉ねぎ、コンソメスープを加えて炊き上げたところにタコを加えます。後から混ぜることで、タコが硬くなるのを防ぎます。玉ねぎを炒めてから加えて炊くと、トマトのうま味に玉ねぎの甘味が加わって、さらにおいしく仕上がりますよ。
〈栄養成分〉
-
- エネルギー
- 160kcal
-
- 脂質
- 2.2g
-
- カルシウム
- 70mg
-
- 食塩相当量
- 1.0g
-
- たんぱく質
- 4.4g
-
- 炭水化物
- 31.1g
-
- 鉄
- 0.6mg
-
- じゃがいも
- 中4個
-
- 玉ねぎ
- 1個
-
- 米
- 30g
-
- コンソメスープの素(固形)
- 2個
-
- 水
- 5カップ
-
- 牛乳
- 1カップ
-
- 塩
- 適量
-
- こしょう
- 適量
-
- パセリ
- 適量(お好みで)
- じゃがいも、玉ねぎは薄切りにする。米は洗ってザルにあげる。
- 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰してきたら砕いたコンソメスープの素を入れて溶かし、スープを作る。
- スープの中にじゃがいも、玉ねぎ、米を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にする。少しずらしてふたをして、スープがもとの半分くらいの量になるまで煮る(10~15分程度)。火からおろして粗熱をとる。
- 3をミキサーにかける(なければ万能こし器に入れて裏ごし)。なめらかになったら鍋に戻して火にかけ、牛乳を加え、塩、こしょうで味を整える。ひと煮立ちしたら火からおろして粗熱をとり、食べる直前まで冷蔵庫で冷やす。
- 器に盛り、お好みでパセリのみじん切りをふる。
「冷製ポタージュ」では、じゃがいもと玉ねぎをスープで煮込んでつぶすので、栄養成分を逃さず摂取できます。キャベツやセロリを足すのもおすすめ。また、米を加えるので、とろみがつきやすくなっています。冷やしたとろみのあるスープは、食欲のないときでも食べやすいですよ。胃腸の弱っているときには温かくして食べてください。
〈栄養成分〉
-
- エネルギー
- 74kcal
-
- 脂質
- 4.1g
-
- カルシウム
- 16mg
-
- 食塩相当量
- 0.1g
-
- たんぱく質
- 0.9g
-
- 炭水化物
- 8.9g
-
- 鉄
- 0.3mg
-
- トマト
- 大1個
-
- 水ナス
- 1個
-
- きゅうり
- 1本
-
- 青じそ
- 4枚
-
- 塩
- 少々
-
- ★ワインビネガー
- 大さじ3
-
- ★レモン汁
- 大さじ1
-
- ★オリーブオイル
- 大さじ1
-
- ★砂糖
- 大さじ2弱
- トマト、水ナス、きゅうりは小さめの乱切りにする。青じそは刻んでおく。
- 水ナスときゅうりに塩をふる。水気が出たら軽くしぼる。
- ★と1の青じそを混ぜ合わせ、マリネ液を作る。
- ビニール袋(あるいはジッパー付きのビニール袋)にマリネ液とトマト、水ナス、きゅうりを入れて軽く揉み、ビニール袋の口を閉じて冷蔵庫で約30分漬け込む。
「夏野菜マリネ」では、旬の野菜をたっぷり使います。暑い夏、水分やミネラルは汗とともに失われがちです。また、紫外線対策にはビタミンも必要。旬の夏野菜には水分やミネラル、ビタミンCがたくさん含まれています。マリネ(酢漬け)にすることでさっぱりとして食べやすくなります。ワインビネガーがなければ、米酢や穀物酢、りんご酢を使ってもかまいません。マリネ液に加える青じそには、胃のはたらきをよくする作用があり、特有の香り成分(ペリラアルデヒド)には防腐作用・抗菌作用が認められています。