日本大学
日本大学の傾向と対策
医学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2020~2024年度の分析
英語の総合力を問う問題 2022年度より、二次試験でも出題
| 出題形式 | 【N全学統一方式(一次試験)】
大問8題(読解問題3題、文法・語彙問題4題、会話文問題1題)、解答個数41〜45個。2020・2021年度は、大問7題(読解問題3題、文法・語彙問題1題、会話文問題1題、発音問題1題) 【N全学統一方式(二次試験)】 大問3題(読解問題3題)、解答個数は30個。医学部独自の問題。 ※大問数は1題少なくなったが、出題形式・内容等は、2021年度まで実施されていた医学部A個別方式の問題とほぼ同じ。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①一次試験・読解問題
- 1題が語句整序、1題が空所補充、1題が内容説明や主題などを問うもの。
②一次試験・会話文問題、文法・語彙問題
- 2020・2021年度の会話文問題と文法・語彙問題は、いずれも空所補充。
- 2022〜2024年度の会話文は、内容説明や内容真偽となり、文法・語彙では、短文の語句整序も出題された。
③一次試験・発音問題
- 第一強勢のある母音の発音や位置が問われていたが、2022年度からは出題されていない。
④二次試験
- 読解問題3題の出題で、設問文・選択肢ともに英文であった。内容は医学、医療、健康に関する出題。
難易度
- 一次試験:すべて標準的な問題。
- 試験時間が60分であり、内容説明や主題など、本文と照らし合わせなければならない問題もあるので、時間的には厳しいだろう。速読即解力が要求される。
- 会話文問題は、全体の話の流れがつかめれば容易に解答できる。
- 語句整序は、一読してわかるものから解き進めることで、確実な得点が見込めるだろう。
- 二次試験:文章全体の難易度は標準的で、英文の内容は具体性が高い。
- 60分で長文を3題読む必要があるため、時間管理の重要性は高い。難しい英単語を読めるかではなく、速く正確に読めるかどうかが高得点につながる。
- 医学用語に慣れておくことや背景知識を身につけておくことも強みになるだろう。
対策
①読解問題
- 問題の量に比して試験時間が短いので、じっくり時間をかけて読む余裕はない。普段から限られた時間内で正確に読む力をつける訓練が必要である。速読と精読のメリハリをつけること。
- 【速読の練習】英文が辞書なしである程度読めるようになってきたら、できるだけ時間を限って問題を解いてみよう。
- 【精読の練習】知らない単語・構文などをきちんと調べて読むこと。特に、知らなかった医学に関する単語や表現などは自分の単語帳を作って整理し、暗記に努めよう。
②文法・語彙問題
- 文法は、頻出問題集を1冊徹底的に仕上げておこう。
- 語彙は、市販の単語集で語彙を増強するのと並行して読解力も養い、日頃から問題を解く中でわからない単語が出てきたら、そのつど辞書を引いて確認し、自分で単語帳を作っていくのが効果的。何度も復習して完全に定着させるように努めよう。
- その際、派生語・同意語・反意語についてもチェックすることが大切。
☞オススメ参考書『英文法・語法 Vintage』(いいずな書店)、『速読英単語 必修編』(Z会)
③会話文問題
- 会話文の形式をとった英文解釈問題である。話の流れをしっかりつかむことを心がけて問題を解くようにしよう。
- わからないところがあっても、そこにとらわれることなく、全体の話の流れをきちんと押さえられているかどうかに気をつけながら、過去問の会話文問題で練習を積んでいくのが効果的。
④二次対策
- 出題されている英文は医療・医学系の内容が多いので、医学系の語彙をある程度身につけておくとともに、テーマそのものに親しんでおこう。
- 2021年度までのA個別方式は、二次試験と出題数・試験時間は異なるが、形式等は同じなので対策に利用できるだろう。
☞オススメ参考書『医歯薬系の英単語』(教学社)、『私立医大の英語〔長文読解編〕』(教学社)
危機管理学部・スポーツ科学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基本的な語彙・熟語・文法と長文のポイント把握を確実に
| 出題形式 | 例年、大問6題(読解2題、文法・語彙3題、会話文1題)。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 自然環境や文化的現象、社会問題、科学技術に関わる英文が出題される傾向にある。
- 設問は空所補充、内容説明、内容真偽。
- 〔1〕の設問は英語で問われているので、設問内容の的確な把握が必要。
②文法・語彙問題
- 基本的な文法構造に関する空所補充、熟語・単語に関する同意表現や空所補充、語句整序が出題。
③会話文問題
- 空所補充形式で会話文を完成させる問題。
難易度
- 全般的に標準レベルの出題と言えるので、ミスを極力少なくすることが望まれる。
- 文法・語彙などの問題では、基本的な単語・熟語、文法事項が問われている。
- 読解問題では、内容や因果関係の把握が的確にできるかどうかがポイントになる。
対策
①読解問題
- 速読の力が要求される。加えて、因果関係や指示語の内容、主張・譲歩などの展開に慣れるためにも、論理的な英文を多く読む必要がある。
- 常に文化・社会・科学・時事の話題にも目を配り、それらのニュースが簡単な英文で掲載されているもの(The Japan Times Alpha やAsahi Weekly など)に目を通しておくことは、問題文の背景を理解するのに大いに役立つ。
- 2024年度は、Time for Kids から出題された。
②文法・語彙問題
- 日頃の学習では単語・熟語は派生語も含めて、きっちりと習得しておく必要がある。暗記する際もできるだけ文章ごと暗記するように心がけること。
- 少し難しいと感じるレベルの構文集を1冊、最低2回は繰り返して仕上げておくと自信が生まれる。
- 文法書に関しても、たとえば、受験生が間違いやすいポイントを網羅した総合英文法書などを読みこなし、自分の力に即した問題集を利用して確実に全項目にあたっておくとよい。
☞オススメ参考書『英語の構文150 UPGRADED 99 Lessons』(美誠社)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
③会話文問題
- 空所補充の問題では、前後関係から、流れを壊さない選択肢を選ぶ必要がある。
- 論理的な思考力の養成は日本語でよいので、日頃から小説などの読書を怠らないことが必要である。
- 会話独特の表現を、会話に関する問題集で確認することも大切である。
- ラジオ・テレビの英会話の番組を継続して聞くことで、英語のリズムやニュアンスの習得にも役立つ。スキットを丸覚えすれば、驚くほどの力がつくはずである。
経済学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
読解・文法・語彙の力をバランスよく
| 出題形式 | 例年、大問7題(読解問題3題、文法・語彙問題3題、会話文問題1題)。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 〔1〕は、長文で内容理解を問うもの。
- 〔4〕は、短めの英文で、2024年度は空所補充の出題。
- 〔6〕は、広告やメール、ウェブサイト形式の英文を用いた内容理解を問うもの。
- 大問の説明文はすべて日本語だが、〔1〕と〔6〕の設問文は英文。
②文法・語彙問題
- 空所補充により語法や文法的知識を問うもの、和文に沿って語句を正しい順に並べ替えるもの、同意表現を問うものなどである。
③会話文問題
- 文脈を正確に把握し、適切な文を選ぶものである。
難易度
- 全体的に、基本的な問題が多く、取り組みやすい。
- 読解問題は、平易な設問が多いので、正解を選ぶのはそれほど困難ではない。
- 文法・語彙問題は、基礎的な文法力を問うものが多い。
- 会話文問題は、会話独特の表現を問うものは少なく、話の流れをつかめば正解を得られる。
- 時間配分は、読解問題は30〜35分程度、それ以外の問題は25〜30分程度を目安にするとよいだろう。
対策
①読解力をつけること
- 日頃からさまざまなジャンルの文章を読み、その背景知識などを新聞等で得ておくとよい。設問の選択肢には紛らわしいものもあるので、丁寧に文章を読む習慣をつけておくことが必要。
- 時事的内容の英文も出されているため、新聞や雑誌などを英語で読み慣れておくと効果的。
②基礎的文法・語彙力の確認を
- 語句整序の問題が必出で、文法力をしっかりと身につけておくことが求められる。
- 基本的な文法参考書で勉強しながら、入試標準レベルの問題集を1、2冊仕上げておこう。
- 語句整序を苦手とする受験生は専用の問題集にも取り組むとよい。同意表現については、単語と熟語の知識を増やすことが第一である。
- 標準レベルの単語や熟語に関する問題が大半なので、入試頻出の単語・熟語集をマスターしておこう。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
③会話文問題
- 会話特有の表現に関する知識もある程度は必要であるが、会話の流れをどれだけ正確に把握できるかが問われている。
- 指示語や文中に述べられている内容からわかる情報を手がかりに空所を埋める力を身につけよう。
④過去問を徹底的に解く
- 出題傾向の大筋は例年ほぼ同じなので、過去問演習が効果的。
- 試験時間に対して問題量が多いので、過去問演習を通して時間配分を確認しておくこと。
国際関係学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
長文・会話文は全体的な状況の把握がポイント
| 出題形式 | 大問5題(読解2題、会話文1題、文法・語彙2題)。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題:〔1〕長めの英文、〔3〕短めの英文が出題。
- 〔1〕は例年、主題、内容説明、同意表現が中心で、いずれも4択である。内容説明は本文から読み取れることを選ぶものが多いが、本文と一致しない内容を選ぶ問題が出題されることもある。設問も英文なので注意が必要。
- 〔3〕は、空所補充が出題されている。
②会話文問題
- 空所補充形式で会話文を完成させる問題。
③文法・語彙問題
- 空所補充と同意表現が出題されている。
難易度
- 読解問題の空所補充や文法・語彙問題の語彙については細かい知識が問われているところもあるが、その他は標準レベルの出題。
- 時間配分としては、〔3〕の読解が5〜10分、〔4〕〔5〕の文法・語法は、合わせて10〜15分が目安。
対策
①読解問題
- 60分という試験時間で大問5題を解かなければならないので、速読の力が問われている。
- 論理的な英文を多く読むよう心がけ、原因・結果の関係、対比関係、譲歩・主張の関係、同じ内容の言い換えなどに注意しながら、論理を整理しつつ読み進める習慣をつけることが重要。
- 日頃から新聞やニュース、書物などに興味をもち、時事問題や、科学・歴史・文化に関する知識を幅広く吸収しておくことは、内容理解の大きな助けとなる。
②文法・語彙問題
- 語彙については、かなり細かい知識が要求されている。単語集を使った学習だけではなく、例えば読解のドリルなどで出合った未知の単語もすべて自分のものにしていこう。
- 意味だけでなく、コロケーションやニュアンスの違いなども身につけることを目標にしよう。
- 同意表現のトレーニングをしておくことも大切。
- 文法については、細かい知識を断片的に暗記するのではなく、品詞、文型、句と節、時制などの、文を構成する原則的なルールを理解することが重要。
☞オススメ参考書『新・英語の構文150』(美誠社)
③会話文問題
- 受験用の一問一答式の問題集などを使い、会話文独特の表現を身につける必要がある。
- 総合的な読解力も要求されているので、「疑問文→答えは何か」「but→論理の逆転」「指示語→何を指しているか」など、基本的なやりとりの原則をつかむことが重要。
- 会話文の空所補充問題などを多くこなすことで、全体的な状況を把握する練習を積むとよい。
商学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
読解力と会話力と文法・語彙力を徹底的に試す良問
| 出題形式 | 大問7題(文法・語彙問題4題、読解問題2題、会話文問題1題)、解答個数は37個。2022年度までは大問7題、解答個数は50個。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分(2022年度までは80分) |
| 解答形式 | 全問マークシート方式の選択式問題。 |
出題内容
①文法・語彙問題
- 同意表現・空所補充・語句整序などいろいろな角度から実力を試そうとしている。
②読解問題
- 内容も興味深いものであり、紛らわしい選択肢もない良問。
③会話文問題
- 2024年度は、午後に何をするかを話す場面だったが、すっきりしたわかりやすい会話文。
- 2022年度、2023年度に続き2024年度〔5〕でも「主題」を問う問題が出題された。
難易度
- 文法・語彙問題と会話文問題は、難易度は標準レベル。
- 読解問題1題が、2023年度と同様に2024年度も空所補充の形式であった。問題量が多く、全問を解答しきるには周到な準備が必要である。
対策
①読解力
- 英文はさほど難しくはなく、設問も紛らわしいものはないので、英文の概要を把握できれば解答するのは容易である。ストーリー性のある英文がよく出題されているので、教養レベルの英語の軽い読み物を読み慣れているとよいであろう。
- 演習は、日本大学の過去問と共通テストの過去問が最適であろう。
- 英文を読むには背景になる一般常識を知っていると強みになるので、新聞やインターネットで時事問題を勉強しておくことがオススメ。
- 英文を読む際には、わからない単語やフレーズなどを推測するトレーニングや、文と文のつながりを意識して英文の冒頭からストーリーを追っていく練習も大切。
②語彙力:語彙問題の出題が多い。
- 長文を読みながら、出てきた単語・熟語を自作のノートに整理しておこう。それが難しい人は、単語・熟語帳を反復練習して、覚えていこう。
☞オススメ参考書『ユメタン』や『キクジュク』(いずれもアルク)、『データベース4500』(桐原書店)
③文法・作文力
- 同意表現・空所補充・語句整序など、文法関係の出題が多い。語彙力とも密接に関係してくるのだが、やはり文法は一通りマスターすべきである。
- 平易な文法問題集の解説の詳しいものを何度も反復して、文法の体系を学んでおこう。
- 語句整序は文法と作文の総合力の問題である。作文力は一に例文暗記、二に問題練習である。
- 易しい例文集(100〜200例文)を丹念に暗記して、自然に口をついて出てくるほどにまで練習すると、英文が書きやすくなる。
- 語句整序の問題をできるだけたくさんやってみる。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
④会話表現:毎年出題されている。
- 会話文独特の語法などはやはり知っておかなければならない。会話表現のフレーズを並べた参考書をよく読み、それに特化した問題集を繰り返し解いてみれば相当に自信がついてくるはずである。
生産工学部・工学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
内容把握中心の長文読解問題 文法・語彙・熟語力の強化を!
| 出題形式 | 生産工学部:大問5題、解答個数46個。
工学部:大問6題、解答個数46(2023年度は40個)。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①生産工学部
- 〔1〕内容説明を中心とした英問英答の長文読解問題。〔2〕空所補充の読解問題。〔3〕会話文問題。〔4〕〔5〕文法・語彙問題(〔4〕空所補充、〔5〕語句整序)。
②工学部
- 出題順は年度によって変わるが、3題が文法・語彙問題(同意表現、空所補充、語句整序)。残りは、1題が会話文問題、1題が空所補充の読解問題、1題が英問英答で内容を問う長文読解問題。
難易度
- 例年、出題形式はほとんど同じで、基本的なレベルの良問。
- 長文読解問題は、基本〜標準レベルの語彙・文法力があれば読める。
- 文法・語彙問題は、そのほとんどが基本的な頻出問題である。
- 語句整序問題は、並べかえる英文は基礎レベルである。
- 両学部とも、年度によってはやや専門性のある英文が出題されることがあるが、問題自体は解きやすく、解答の根拠となる箇所が本文中に容易に見つかるものが多い。
対策
①読解力
- 長文読解問題の英文は単語・構文両面で標準レベルのものが中心なので、基礎力の養成に努めること。
- 読解問題に取り組むときには、まず、1つの英文を辞書を使わずに最初から最後まで読み、大まかな内容を把握する。その上で、辞書でわからない語句を調べ、精読することを心がけよう。
- 長文読解には速読力が求められる。例年、500〜700語程度の英文が出題されているので、1題が同じくらいの語数の標準的な読解問題集を用意し、自分で解答時間を決めて取り組んでみよう。
- 文系の内容も出題されているので、さまざまなテーマの英文が採用された問題集を選ぶとよいだろう。
- 日頃からテレビのニュースや新聞記事にも関心をもつようにしよう。幅広い分野の知識をもっていると、英文の内容理解の大きな助けとなる。
②文法
- 文法問題はすべて頻出のもので、難問は出題されていない。
- 文法項目別に解説してある頻出問題集を何度も繰り返し、しっかりとマスターしよう。
☞オススメ参考書『POWER STAGE 英文法・語法問題』(桐原書店)
③語彙・イディオム
- 両学部とも文法・語彙力を問う問題が多く出題されているので、重要単語、イディオムは必ず覚えること。市販の単語・熟語集を活用し、その初級から中級あたりまでマスターしよう。
- 読解問題を解きながら語彙力を増やしていくことも忘れないようにしよう。
- ビジネス英語が出題されたこともあるので、このような分野の英文に出てくる語句や表現はぜひ読解問題の中で学習していこう。
生物資源科学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基礎力重視 読解、文法・語彙、会話文と総合的な出題
| 出題形式 | 大問7~8題(文法・語彙問題2題、会話文問題1題、残りが読解問題) |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 動植物を主題とした科学記事からの出題が多く見られる。
- 最後に出題される1題は長文読解(400語程度)で、内容真偽(本文の内容に合致するものを2つ選ぶ問題)が問われている。
- 残りはいずれも短めの英文で、それぞれ内容真偽、空所補充や欠文挿入箇所、文整序などが、英文(大問)につき1問ずつ出題されている。
②文法・語彙問題
- 空所補充と語句整序が出題。
③会話文問題
- 二者による対話の空所に語句や文を補充する形式である。
難易度
- 難問はなく、どの問題も標準的な学力があれば対応できる。
- 読解問題の語彙・構文にも難しいものはなく、設問も答えやすいものばかりであるが、大問数が多いので、一文一文和訳しながら読んでいては時間不足になりかねない。さっと読んですばやく内容を理解する必要がある。
対策
①文法・語彙
- 授業で使用したテキストや問題集を徹底的に復習すること。
- 意味のわからない単語や構文をチェックしておき、後から辞書などで調べて確認し、それを定期的に見直すようにするとよい。
- 接続詞を選ぶ問題では、前後の文脈を正しくとらえられるかも問われている。
- 選択式の問題集を集中的にこなしておこう。
- 語句整序については、日本語が与えられていても、正解の英文は日本語の直訳にはなっていないことが多い。
- 日本語の意味を正しくくみ取り、選択肢の英語を使って表現するとどうなるのかを慎重に考える必要がある。
- 解答の多くは、重要構文が用いられていたり、間違えやすい語法が含まれた文となっているため、設問ごとにポイントとなっている文法事項が何であるかを意識して解くようにしよう。
☞オススメ参考書『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)
②会話文
- 会話文問題の基本は受け答えの流れをつかむことである。空所とその前後の内容が矛盾なくつながるようにするにはどの選択肢を選べばよいかを考えよう。
- 省略された発話が何を意味しているかなど、会話特有の表現に気をつけて学習しよう。
③読解
- 読解問題は大問数も多いので速読力の養成が欠かせない。共通テストの問題集や標準レベルの問題に数多く取り組み、英文を正確にすばやく読み解く練習を積んでおこう。
- 動植物に関わるテーマからの出題が多いので、日本大学や他大学の過去問で、400語程度の類似テーマの長文読解問題を解き、関連語彙の習得に努めておくとよい。
☞オススメ参考書『関正生のThe Rules 英語長文問題集1入試基礎』(旺文社)
文理学部〈文系〉(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
読解、文法・語彙、会話文の構成 英文量が多めなのでスピーディな読解を
| 出題形式 | 大問5題(読解問題3題、文法・語彙問題1題、会話文問題1題)、解答個数は35個。2022・2023年度は、大問6題(同意表現を問う文法・語彙問題があった)、解答個数は38個。設問はすべて英語で指示されている。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①文法・語彙問題
- 内容説明など内容把握力をみる問題が1題、語句整序、空所補充を求める問題が各1題の計3題が出題。
②会話文問題
- 空所補充問題。
③文法・語彙問題
- 2024年度は、空所補充1題。
- 2022・2023年度は、同意表現と空所補充が各1題。
難易度
- 読解問題は、内容自体は難しいものではないが、分量がかなり多いので、要領よく読み進めなければ時間が不足するだろう。読解問題のうち語句整序問題の大問は、前後の文脈を頼りに単語を並べ換える必要があり、やや難度が高い。空所補充問題は、標準レベル。
- 会話文問題は、会話文特有の表現を知っているかどうかよりも、文脈を把握するものが主である。
- 文法・語彙問題は、基本レベルの問題。
対策
①読解問題
- じっくり時間をかけて読むよりも、試験時間内で正確に読んで問題を処理することが求められる。
- ふだんから制限時間を決めて読み、内容を理解する力を養おう。
- 内容説明問題は、4つの選択肢の中に紛らわしい選択肢が入っていることもあるので、慎重に選ぶ必要がある。
- 1回目は、本文全体を通して読む。2回目は、パラグラフごとに読みながら、対応する設問について考える。本文の流れに沿って設問が並んでいるので、1つのパラグラフを読んだら解けるものから順次解いていく方が効率的。
- 語句整序問題は、問題集などに収載されている短文の語句整序問題から始めるのもよい方法である。
- 時事的な問題を扱った英文も出題されているので、英語のニュースサイトなどを読むことがオススメ。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)
②文法・語彙問題
- 文法問題集の基本項目を中心に学習すればよい。
- 文法に強くなる方法の一つとして、短文の和文英訳がオススメ。
- 冠詞の有無、三単現のsのつけ忘れをなくすといった基本事項は、英文を書くことでしっかり身につく。参考書の例文など短くて簡単な英文でよいので意識的に取り組んでみよう。
③会話文問題
- 会話文の形式をとってはいるが、実質的には読解問題と同じである。
- じっくり時間をかけて読むことよりも、試験時間内で素早く正確に読むことが必要。
- 問題を解くときは、空所の前後の発言に着目すれば、解答の根拠が見つかることが多い。
文理学部〈理系〉(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
全問英語による設問で総合力をみる
| 出題形式 | 大問5題(読解問題3題、文法・語彙問題1題、会話文問題1題)、解答個数は35個。2022・2023年度は、大問6題(同意表現を問う文法・語彙問題があった)、解答個数は38個。設問はすべて英語で指示されている。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題:例年3題
- 1題は長文問題で、設問に対する答えを4つの選択肢の中から選ぶ形式。あとの2題のうち、1題は語句整序、もう1題は空所に入る語を語群から選ぶ空所補充で、文意から判断させる問いになっていて取り組みやすい。
②文法・語彙問題
- 2024年度は、空所補充1題。
- 2022・2023年度は、同意表現を選ぶものと短文の空所補充が各1題。
③会話文問題
- 選択肢から答えを選ぶ空所補充で、会話の定型表現よりも、会話の流れをつかんでいるかどうかをみる設問。
難易度
- 総合的にはやや難。
- 読解問題は、試験時間と読解問題3題の分量を考えると、当然速読力が要求される。特に長文問題は毎年レベルが高く、精読力も必要になってくる。
- 文法・語彙問題は、標準的な知識を問うものである。
- 会話文問題は、数行の単純なやりとりではなく比較的長めの会話であり、話の流れを考えて解答しなければならない。
- 時間配分に注意して、比較的取り組みやすい問題は素早く確実に解答し、長文問題にゆとりをもって取り組む時間を確保したい。
対策
①文法・語彙力をつけよう
- 文法力および熟語・単語などの語彙力を直接要求する問題だけでなく、長文以外の読解問題も、どちらかというと文法・語彙問題に近い。
- 文法力は、高校の授業で基本的な内容を身につけたうえで、問題集などを活用して勉強しておこう。
- 市販されている参考書(一般に「総合英語」のタイトルがついている)の中から自分に合った1 冊を選び、積極的に活用することもオススメ。
- 語彙力は、3000〜4000語レベルの単語集を使って、できるだけ早い時期に覚えておこう。
☞オススメ参考書『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)、『UPGRADE 英文法・語法問題』(数研出版)
②読解力をつけよう
- すべての設問が英語で示されているが、その表現にはある程度決まったパターンがある。
- 過去問を研究して、設問の英文で何が要求されているかをすぐつかめるようにしておこう。
- 設問のWhat is the best 〜? やAccording to〜といった表現、また「質問に対して答えるのか」「内容一致英文を完成させるのか」などの設問形式をきちんと理解すること。
- 加えて、原則として①本文の流れにしたがって順番に設問が与えられていること、②本文中の語との言い換え表現(同義語)に着眼し比較すること、③確実に本文中で言及されていない内容は除外できることなどに注意すれば、正解できる可能性は高くなる。
- 具体的な対策としては、長文の読解問題は英検の出題パターンと似ているので、英検の対策問題を活用するとよい。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』シリーズ(教学社)
- あとの2題の読解問題に関しては、前後の文脈がヒントとなることもあるが、読解力よりも文法・語彙力を駆使して解答するよう日頃から演習しておくと、解答時間の短縮にもつながる。対策①を参考にしよう。
③長めの会話文問題に慣れよう
- 会話文は比較的長いやりとりの中で、会話の定型表現をもとに答えるものではなく、会話の流れを把握して英文を補充する問題なので、どちらかというと、読解問題に近い。
- 文法・語彙、読解問題対策で養成した力を活用したい。
- 入試対策の問題集などを使って、比較的長めの会話文問題に取り組んでおくことをすすめる。
法学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基礎力を問うオーソドックスな良問 語彙力を中心にオールラウンドな英語力を
| 出題形式 | 大問5題、ここ数年は、読解2題、会話文1題、文法・語彙2題。解答個数45個。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 2024年度のテーマは、〔1〕が「モールス信号の誕生」、〔2〕は「アメリカの50年間の失業率」を示すグラフの内容を読み取って解答するものであった。
- 設問は、〔1〕同意表現と内容説明と主旨、〔2〕内容説明と内容真偽。
- すべて英問英答だが、いずれも平易な内容で解答しやすい問題。
②会話文問題
- ここ数年は、与えられた図表の内容に関するまとまった分量の会話文を読み、会話中の空所に入る英文を選ぶ問題。
- 5個の空所に対して10個の選択肢がある。
③文法・語彙問題
- 〔4〕短文の空所補充(10問)と、〔5〕語句整序(5問)の2題。
難易度
- 全体としては標準レベル。
- 読解問題の英文は、多少の変動はあるものの、最近は標準的なレベルに落ち着いている。内容も具体的で、大意を把握しやすいものが多く、紛らわしい選択肢もみられない。
- 会話文問題は、表やグラフの読み取りが必要であるが、場面設定は日常的であり、選択肢にも紛らわしいものはない。
- 文法・語彙問題は、基礎事項を問うものが多い。
- 理想的な時間配分は、読解問題で35分、会話文と文法・語彙問題で20分程度。残り時間を見直しにあてたい。
対策
①正確な読解力の養成
- 文章の概要をつかむのに加え、文中の個々の単語・熟語の使い方や構文にも注意を払った読解練習をする。標準レベルの問題の英文を正確に読む練習をしよう。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)
②同意表現に注意
- 単語・熟語を学習する際は、言い換え表現を常に意識しよう。同意表現の問題を数多くこなし、さまざまな言い換えパターンに習熟しておくとよい。
③会話文に強くなろう
- 基礎的な会話表現をきちんと覚えて、時間に余裕があればラジオやテレビの英会話番組を利用し、口語英語にふれる機会をもつようにしよう。
- 会話文問題に苦手意識がある場合は、問題集を数冊仕上げ、会話文攻略のコツを学ぶことも有効。
④問題集で文法・語法問題の反復演習を
- 文法・語彙単独の大問では、空所補充と語句整序の形式で、幅広く基礎力が試される。文法・語法の問題集や参考書を1冊選び、最初から最後まで通して反復練習しておこう。
- 重要なイディオムや構文はこの演習を通してひととおりマスターしておくことが大切。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
⑤過去問の徹底研究を
- 出題形式や内容はここ数年変わらず、設問自体もオーソドックスな良問のままである。
- 基礎力が固まったら過去問を解き、出題傾向や難易度、自分の弱点分野などを把握して、その後の学習に役立てよう。
- 時間配分も考えて練習をしておくと、実際の試験にも落ち着いて臨めるだろう。
理工学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2022~2024年度の分析
基礎力重視! 読解、文法・語彙、会話文と総合的な出題
| 出題形式 | 例年、大問6題(読解問題1題、文法・語彙問題4題、会話文問題1題)、小問数は合計で32問。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 各パラグラフの内容に一致する英文を選択する内容真偽が出題。
- 扱われている英文はテーマのはっきりした論説文が多い。
②文法・語彙問題
- 空所補充(2022年度は共通語による空所補充を含む)、同意表現、語句整序が出題。
③会話文問題
- 2023年度は、空所補充問題が出題。
- 2022・2024年度は、短い対話の中にある表現と同意のものを選ぶ問題が出題。
難易度
- どの問題も難問ではなく、基礎から標準の範囲内での出題なので、取りこぼしのないようにしたい。
- 読解問題では、長文が出題されているが、難しい単語や構文は使われていないため読みやすく、設問も、参照するパラグラフが指示されているので解答しやすい。
- 文法・語彙問題は、標準的。
- 会話文問題では、少し難易度の高い表現が出題されているが、会話の流れから推測することができる。
対策
①語彙力の充実
- 授業などで使用したテキストを徹底的に利用すること。英文を読む際、意味のわからない単語をマークしておき、定期的に見直すようにするとよい。
- これを何度か繰り返した上で、単語集を用いて復習すればよい。
- 同意表現や語句整序では、イディオムが重要になるので、単語とともにイディオムも整理しておこう。
②読解問題対策
- 読解問題の英文はある程度の分量があり、各パラグラフの内容を問われるので、速読力の養成が欠かせない。
- パラグラフリーディング(各パラグラフの第1文を(長いパラグラフなら最終文も)読む)が有効。その後、直接設問に当たり、該当パラグラフを通読するとよい。普段から問題演習の際に心がけておこう。
- 読解問題では、英文のテーマについて基礎知識があると非常に有利なので、テーマ別に英文を集めた問題集を積極的に利用しよう。
③文法・語彙問題対策
- 市販の問題集を利用して、できるだけたくさん問題演習をすることが重要。何度も繰り返して、重要語句・構文を徹底的に暗記すること。問題を数多くこなして実戦力を身につけよう。
☞オススメ参考書『即戦ゼミ3大学入試 英語頻出問題総演習』『即戦ゼミ8大学入試 基礎英語頻出問題総演習』(ともに桐原書店)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
④過去問演習
- 例年ほぼ同様の出題形式・内容なので、過去問に当たっておくことが特に有効。
- 実際の試験時間に合わせて取り組み、時間配分のシミュレーションをしておくと、よい練習になるだろう。
N全学統一方式(一般選抜)
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
英語の総合力が問われる
| 出題形式 | 大問8題(読解問題3題、文法・語彙問題4題、会話文問題1題)、解答個数は45個。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 1題が空所補充、1題が語句整序、1題が内容説明などを問うもの。
②文法・語彙問題
- 空所補充が中心だが、語句整序も1題出題。
③会話文問題
- 内容説明が出題。
難易度
- すべて標準的な問題。知っていればすぐに解ける問題も多い。
- 会話文問題は、全体の話の流れがつかめれば容易に解答でき、会話特有の慣用表現などは問われていない。
- 語句整序は、一読してわかるものから解き進めることで、確実な得点が見込めるだろう。
- 試験時間が60分であり、読解問題には、内容説明や主題など、本文と照らし合わさなければならない問題もあるので、時間的には厳しい。速読即解力が要求される。
対策
①読解力をつける
- 問題の量に比して試験時間が短いので速読即解力を養う必要がある。入試本番では、じっくり時間をかけて読む余裕はないので、普段から限られた時間内で正確に読む力をつける訓練が必要。読解では、速読と精読のメリハリをつけること。
- 【速読】ある程度英文が辞書なしで読めるようになってきたら、できるだけ時間を限って問題を解いてみよう。
- 【精読】知らない単語・構文などをきちんと調べて読むこと。
- 知らなかった単語・語句などは自分の単語帳を作って整理し、暗記に努めよう。
②文法・語彙問題
- 文法は、頻出問題集を1冊徹底的に仕上げておこう。語法やイディオムも含まれるものが便利。
- 語彙は、市販の単語集で語彙を増強するのと並行して読解力も養い、日頃から問題を解く中でわからない単語が出てきたら、そのつど辞書を引いて確認し、自分で単語帳を作っていくのが効果的。
- その際、派生語・同意語・反意語についてもチェックすることが大切。
- 何度も復習して完全に定着させるように努めよう。
- 単語は覚えてもすぐ忘れるものであるから、単語帳を作ったからといって安心しないこと。
☞オススメ参考書『英文法・語法 Vintage』(いいずな書店)、『速読英単語 必修編』(Z会)
③会話文問題:会話文の形式をとった英文解釈問題。
- 話の流れをしっかりつかむことを心がけて問題を解くようにしよう。
- わからないところがあっても、そこにとらわれることなく、全体の話の流れをきちんと押さえられているかどうかに気をつけながら、過去問の会話文問題で練習を積んでいくのが効果的。
歯学部・松戸歯学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2023~2024年度の分析
読解力を中心に総合力を問う
| 出題形式 | 例年、大問数6題。設問文は全問英文。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 記述式と選択式の併用。2023・2024年度の記述式は同意語の抜き出しとなっている。 |
出題内容
①読解問題
- 内容真偽、内容説明、空所補充、語句整序が中心。
- 例年、〔1〕は1文ごとの共通語を答える空所補充であったが、2023年度以降は、与えられた英文から同意語を抜き出して答える、読解問題の出題となった。
②文法・語彙問題
- 空所補充は語法、単語・熟語の意味を問うものが多い。
③会話文
- コミュニケーション能力を問う問題として、会話文の問題が空所補充形式で出題されている。
難易度
- 全体的に標準的なレベルでバランスのとれた問題。
- 60分の試験時間で解くには時間的余裕があるわけではないので、時間配分を工夫して取り組む必要がある。
対策
①読解力をつける:内容真偽の解法を身につけて臨みたい。
- 標準レベルの読解問題集を用いて、本文の対応箇所と選択肢の一致・不一致の判定が的確かつ素早くできる読解力を養っておこう。
- 会話文を題材にした問題でも、文脈を的確につかむ読解的要素が主体のものもあるので、成句表現や応答法を覚えつつ、文脈を把握するという視点での練習が必要。
②文法力をつける:とにかく基礎を固めることが肝要
- 標準レベルの文法書と文法問題集を併用し、各文法項目をまんべんなく確認し、苦手な項目がないようにしておこう。
- 基本的な問題が多いので、基本的な文法項目の見落としやケアレスミスをするとダメージが大きい。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
③語彙力をつける
- 3000語レベルの単語集を何度も学習して語彙力を高めておこう。
- 空所補充の語彙問題は、文中での語句の意味、語と語の結びつきを通して語彙力をつけておくとよい。
- 同意語・同意表現の問題に対応できるように、多義的な単語・熟語の意味を丁寧に学習して覚えておくようにしよう。
- 辞書などから短い例文を抜き出し、例文を通して語句を覚える習慣を身につけよう。
薬学部(一般選抜)
【英語】
傾向
※2020~2024年度の分析
理系、医療系の長文に注意! 読解力を中心に多角的に英語力を問う
| 出題形式 | 例年、大問5題(読解問題が2題、文法・語彙問題が2題、会話文問題が1題)。 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式。 |
出題内容
①読解問題
- 英文は、理系の内容であることが多く、医療系のものや環境問題にからめたものも出されている。
- 1題は、設問も英文で、内容説明、空所補充が出題されることが多い。もう1題は、例年、短めの英文の空所補充。
②文法・語彙問題
- 語句整序問題は、7つの連続した空所を埋めるもの。2021年度までは和文なしのものであったが、2022〜2024年度は和文がついた出題となった。
- 2020〜2022年度は正文指摘問題が出題されていたが、2023・2024年度は空所補充による短文の完成問題であった。
③会話文問題
- 内容理解に関する設問が出題。
難易度
- おおむね標準的。
- 正文指摘問題は、さほど難しい文法的知識が要求されるわけではないが、気がつきにくい落し穴があるので注意力が問われる。
- 語句整序問題は、かなりの実力が要求される。
- 会話文問題は、易しい。
- さまざまな問題形式を通じて英語の運用力が問われているといえる。試験時間内にすべての設問に当たれるように、バランスよく時間配分して取り組むことが大切である。
対策
①読解力をつける
- 読解問題は主に内容把握に関する問題が中心。
- 標準的なレベルの長文問題集を用いて、本文と選択肢の一致・不一致の判断を的確にかつ素早くできる読解力を養っておこう。
- 医療系のテーマの英文に慣れておこう。
- 医療・医学や薬学に関する背景知識を得ておくと、読解の手助けとなる。
- 会話文問題も読解的要素が強いものなので、文脈にそって問題を解く練習をしておこう。
- 日常的な会話表現を押さえておくことも大切
☞オススメ参考書『私立医大の英語〔長文読解編〕』(教学社)
②文法力をつける
- 平易なレベルでよいので文法書と文法問題集を併用し、各々の文法項目をまんべんなく確認し、苦手な項目のないようにしておこう。
- 基本的な問題が多い分、ケアレスミスや基本的な文法項目の見落しをするとダメージは大きい。多くの基本例文を暗記するのが効果的。
- 語句整序形式の英作文問題を数多く解く訓練をすると、実戦力も身につく。
③語彙力をつける:頻出の語句はしっかり押さえておくこと。
- 空所補充形式の語彙問題は、文中での語句の意味、語と語の結びつきを通して語彙力をつけておくとよい。
- 単語や熟語はできるだけ同意表現とあわせて覚えておくように心がけよう。
- 辞書などから短い例文を抜き出し、必ず例文とともに語句を覚える習慣をつけておこう。
☞オススメ参考書『医歯薬系の英単語』(教学社)