中央大学
中央大学の傾向と対策
経済学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
英語の総合力が求められる問題 幅広い分野の英語力が合格のカギ
| 出題形式 | 2022年度より200語程度の短い読解問題(空所補充)が1題加わり9題となった(文法・語彙問題4題、会話文問題1題、読解問題2、3題、英作文問題1題)。2021年度までは大問8題の出題。解答個数は例年45個前後。 |
|---|---|
| 試験時間 | 90分 |
| 解答形式 | マークシート方式が中心で、記述問題は英文和訳と和文英訳が1問ずつ |
出題内容
- 学科により2日程に分かれるが、いずれもほぼ同じ形式・分量・難易度の問題。
①文法・語彙
- 同意表現、空所補充、書き換え、語句整序が続けて出題。頻出事項を中心に標準的な英語力を問う問題が多い。
②会話文
- 空所補充の形式で毎年出題。会話文に特有な表現を問うよりは会話の流れを適切に把握した上で、前後関係から答えを導き出していく問題が多い。
③読解
- 例年出題されている2題の長文問題は、語数が多いのが特徴。両日程とも基本的に論説文が多く、医学、心理学、社会科学など多分野から出題。かなり専門的な内容になることもある。
- 設問は、内容真偽を中心に、同意表現や下線部の和訳が出題。
- 2022年度より出題されている〔5〕の短い読解問題は、空所補充形式による出題で、各空所に4択式の選択肢がついている。語彙・語法が中心だが文法に関わる出題もある。
④英作文
- 空所補充形式で出題されている。空所は3カ所設けられ、それぞれ1~数語で完成させる。
難易度
- 全体的にみて難問は少ないが、英文の量が多い分、標準より難しく、2023年度は〔4〕文法・語彙の語句整序問題、〔7〕〔8〕の長文読解問題において難化したといえる。
対策
①長文読解対策
- 中心となる長文読解問題は大問2題の出題だが、配点を考えるとかなりのウエートを占めると考えられる。2題ともかなりの分量があり、速読力を身につけていなければ予想以上に時間を要することになるだろう。
- 速読力の養成にはパラグラフリーディングが有効。いくつかのパラグラフがブロックにまとめられて、ブロックごとに内容真偽問題が設定されているので、設問ごとにパラグラフリーディングを行えばよい。
- 内容真偽問題の選択肢には、本文とほぼ同等の語句が使われる場合が多い。したがって、スキャニングと呼ばれる、特定の語句に絞って本文を素早く読み通して、その語句が使われているセンテンスを見つけ出す技術を身につけることが有効。
- 問題演習は常に本番を意識して行うこと。
- まず、パラグラフリーディングによって大意を把握し、設問に目を通す。次に、スキャニングを行いながら設問を解いていく。答え合わせをした後、復習を行う。
- 論説文は、そのテーマに関する知識があるとないとで差がつく。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)
※他にも、授業で副教材として用いるような市販のテーマ別問題集など
②文法・語彙対策
- 難問やひねった問題はほとんどなく、入試頻出の事項を扱ったものが大半を占める。標準レベルの文法・熟語関連の頻出問題集を1、2冊しっかりとやっておく。
☞オススメ参考書『頻出英文法・語法問題1000』(桐原書店)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
- 特に熟語・構文に関する知識をしっかり身につけておこう。〔4〕の語句整序問題は難度が高く、ここで差がつきやすいと思われるので、十分に準備しておきたい。
③会話文対策
- 例年空所補充の形で出題されており、会話の流れから推測する能力、つまり読解力が求められていると考えられる。相手の質問や応答に適切に対応している発言を選択肢から見つけることが重要となる。
④英作文対策
- 特に難しい表現を求める問題ではない。例年、使用する語句・構文も基本レベルで、日本語からすぐに導かれるものである。
- 学校で使用した教材を復習するとともに、文法・構文の問題集で基本構文の定着をはかるのがよい。
⑤時間配分を意識した問題演習
- 2題の長文読解問題は英文の量が相当多く、2023年度は少数だが紛らわしい設問もあった。また、語句整序問題にも時間を要する。他の大問は平易なものが多いので、取りこぼしをしないように時間配分に注意しよう。
- 90分という試験時間を意識して過去問による演習が必須。
☞オススメ参考書『中央大の英語』(教学社)
商学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
各学科ともに標準的な出題 総合力が問われる
| 出題形式 | 大問数は2021年度までは6題であったが、2022年度以降は1題減って5題。大問の内訳は長文読解2題、会話文1題、文法・語彙1、2題、英作文1題。 |
|---|---|
| 試験時間 | 80分 |
| 解答形式 | 選択式(マークシート法)の設問が大半。記述式で内容説明、英文和訳、英作文などが出題。 |
出題内容
①長文読解問題
- ほとんどが内容説明の出題であり、書き出しの英語に続く英文を完成させる形式と英問英答形式。ほかに主題・段落の要約や記述式の英文和訳などが出題。
- 2022年度以降は英文和訳に代えて内容説明と要約文の完成が出題。
②会話文問題
- 空所補充形式となっており、会話表現とともに、文法・語彙の知識が問われている。
③文法・語彙問題
- 空所補充と語句整序か誤り指摘が例年1題ずつ出題されていたが、2022年度以降は空所補充1題のみが出題されている。
④英作文問題
- 日本語の問いや場面設定に応じて英文を書く形式となっていたが、2022年度以降は問いも英文となっている。指定語数は80語以上。
難易度
- 全体的に問題量が多いので、時間配分を考えて取り組むことが重要。
- 読解問題の英文量は多いが、標準的なレベルで読みやすいものである。
- 文法・語彙問題は一部に難しいものや紛らわしいものもあるが、受験生の力を多角的にみようとする標準問題といってよい。
対策
①読解力の養成
- 長文を読み慣れていなかったり、正確に文構造を理解できていないうちは、精読の訓練から始めよう。
☞オススメ参考書『大学入試 ひと目でわかる英文読解』(教学社)
- ある程度の語彙力と読解力がついてきたら、長文問題の解答時間を決めて取り組む訓練をする。
- 英文のテーマは多岐にわたるので、日頃から新聞やテレビなどでいろいろな話題やテーマに親しみ、自分でもそのような問題を考えるようにする。
②文法知識の定着:頻出の構文やイディオムなどが出題
- 基本的な文法知識を身につけた後は、頻出問題集を1冊徹底的に勉強しておくとよい。
- 実戦的な問題をこなしていく中で、それと並行して、定着していなかった語句・構文・イディオムを自分のノートに書き出して、どんどん覚えていくようにする。
③語彙力の養成
- 市販の単語集を使うときには例文のあるものを使い、必ず例文の中で意味を確認しながら覚えるようにする。
- 長文を読みながら未知の単語を書き出し、それを覚えていく。
- 未知の単語を辞書で調べるときには、派生語などにも気を配り、関連した熟語、語法など、多角的な暗記に努めるようにする。
④会話文
- 会話文の問題は、口語表現の知識そのものを問うというよりも、むしろ会話内容の把握や基礎的な文法知識を問う問題となっている。
- 基本的には英文解釈の力をつけるのと同じ方法で学習を続ければよいが、よく出てくる基本的な口語表現については、頻出問題集などで一通り学習しておくとよい。
⑤英作文力の向上
- 英作文力をつけるには、まず基本的な英文を頭の中にインプットする必要がある。基本的な暗唱例文200~400くらいは日本語を見ただけですぐ声に出して言え、また書けるようにしておく。次に、日本語から英語へ訳す練習を重ね、最後にテーマ英作文の練習へと進むようにしよう。
- 自分で書いた英訳やテーマ英作文を、先生に添削してもらいながら練習を重ねるのが効果的。
法学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
読解力と文法・語彙力重視 記述式の英文和訳・英作文は配点高し
| 出題形式 | 大問8題(読解、英作文、文法・語彙) |
|---|---|
| 試験時間 | 90分 |
| 解答形式 | 2021年度は4題が記述式、残り4題がマークシート法による選択式であったが、2022年度からは記述式が3題、マークシート法が5題。
記述式の英文和訳と英作文(和文英訳)が出題。 |
出題内容
- 記述式では、2021年度は英文和訳2問と英作文(和文英訳)2問が出題されていたが、2022年度からは英作文(和文英訳)は1問になっている。そのほか、文法・語彙問題が1、2題出題。
- マークシート法は、読解問題2題と文法・語彙問題が2、3題出題。
①読解問題
- 例年3題出題。読む量が多く、論説的なもの、小説風のもの、エッセーなど、内容・文体ともバラエティーに富んでいる。
- 短めの英文からの和訳と英文の空所補充が各1題、あと1題は空所補充・内容説明・内容真偽・同意表現を中心とする総合的な問題が出題。
②文法・語彙問題
- 記述式とマークシート法で計4題出題。
③英作文問題
- 2021年度は和文英訳が2問出題されていたが、2022年度からは1問になった。専門的な語彙は必要とせず、比較的取り組みやすいものであることに変化はない。
難易度
- 全体的にみて高レベルの出題。読解問題は、量的にも質的にも、受験生にとってはかなりの負担である。また、英作文(和文英訳)問題は構文が確定しやすい標準的なものではあるが、受験生の実力差が出やすい。文法・語彙問題は、文法・語法・内容などの誤りを指摘する問題が手強い。
対策
①読解力をつけよう(読解問題〔1〕〔7〕〔8〕)
- 〔1〕の英文和訳は、まず下線部のおおよその意味をつかんでから、英文全体に目を通し、全体における下線部の位置づけを確定するのがよい。文脈に沿った和訳を心がけること。
- 〔7〕の空所補充は、英文の最初から空所を埋めながら読んでいく。
- 〔8〕の長文読解では、空所や下線部がある場合、まず、その設問に答えていきながら本文を読んでいくとよい。内容説明や内容真偽などの場合は、パラグラフリーディングを行う。
②英文和訳と英作文対策:特に英作文は差がつきやすいので要注意
- 英文和訳については、まず普段から実際に書く練習をしておくこと。単に頭の中で意味を理解するよりも数段上の正確さが要求され、日本語の表現力を磨く練習にもなる。
- 下線部だけを読んで終わりとするのではなく、必ず英文全体に目を通すこと。そうでないと語句の解釈を誤ってしまうおそれもある。
☞オススメ参考書『大学入試 ひと目でわかる英文読解』(教学社)
※各単元が数行ないし10行程度の例文と問題で構成されている参考書を用いるのがよい。
- 英作文は、レベルとしては高校のテキストの範囲内である。短文であるため、基本となる単語や構文が身についていれば何とかなる。
- 授業内容をしっかりと自分のものにし、さらにそのテキストを復習しよう。また、個人添削を受ける機会があればぜひ利用しよう。
③文法・語彙問題対策を
- 他学部と比較しても文法・語彙問題の比重が大きい。記述式問題も出されているので、単語の綴りを正しく書けるようにしておくこと。派生語や語形変化も含めてきちんと押さえておく。
☞オススメ参考書『英単語ターゲット1900』(旺文社)
- 文法・語法・内容などの誤りを指摘する問題はなかなか手強い。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
※基本からしっかり文法を学習し理解したうえで過去問に当たっておこう。
④既出問題を研究する
- 中央大学の英語入試問題の特徴は、学部ごとに出題パターンがほぼ決まっており、同じような傾向の問題が出題されることである。また、大問ごとの配点が示されているので、苦手分野の克服など、対策が立てやすい。
☞オススメ参考書『中央大の英語』(教学社)
6学部共通選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
語彙・構文と文法・語法、読解の標準レベルの出題 テンポよく解答できる力が試される!
| 出題形式 | 大問6題(文法・語彙3題、読解3題)。
配点はここ数年、文法・語彙問題全体で55点、読解問題全体で95点の150点満点。 設問文はすべて日本語。 |
|---|---|
| 試験時間 | 80分 |
| 解答形式 | 全問マークシート方式 |
出題内容
- 文法・語彙問題は、空所補充形式の基本的問題のほか、文中の誤りの箇所を選択させる問題と、誤りを含む英文を選択させる問題。
- 読解問題は、英文のテーマが多岐にわたっており、文化論、エネルギー問題、環境問題、人間関係、人権、言語、心理など、さまざまな分野の論説が取り上げられている。
難易度
- 空所補充による短文の完成問題は、基本的な文法・語彙の知識があれば解答できる標準的なものが多い。誤り指摘問題のうち、誤文を選択する問題は各英文に間違いがないかどうかを検討する必要があり、困難に感じるかもしれない。
- 読解問題の設問は、いずれも、選択肢に紛らわしいものは少なく標準的なレベルである。
- 80分で解ききるのに時間的な余裕はない。文法・語彙問題を手早く処理し、読解問題であわてることのないよう時間配分を考えよう。
対策
①文法・語彙問題
- 語彙は、市販の単語集だけでなく、教科書を読み、問題集を解くなかで未知の語句に出合ったらこまめに辞書を引き、それらを自分の単語帳に書き込んで、どんどん覚えていくようにしよう。
- 文法・語法は、頻出問題集の類を1冊は徹底的にマスターしよう。問題集演習がひととおり終わったら過去問にあたり、知識を確かなものにしよう。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
- 誤り指摘問題は、経験がものをいうので、他学部、他大学の誤り指摘問題をできるだけ多く解いて問題に慣れておこう。
②読解問題
- 標準的な読解問題に数多く接して、長い英文を読んで解答することに慣れておくことが大切。
- 長文を読むにあたっては、あらかじめ各設問にひととおり目を通しておくことで、それぞれに本文中で該当する記述や問題を解く手がかりを見つけやすくなる。
- 速読を可能にする方法のひとつであるが、英文の大意を把握するための手助けにもなる。
- 各設問を解くために、読まなければならない箇所を効率よく見つけ出す力を身につけるための練習をしておこう。
- 個々の英文を前から順に読み下しながらスピードよく読み進めて、パラグラフごとに内容を把握していく練習などが効果的。
☞オススメ参考書『大学入試 ひと目でわかる英文読解』(教学社)
※長文を読み慣れていなかったり、英文構造への理解が不十分なうちは、多読の前に精読の訓練をつむことが得策である。
国際経営学部・国際情報学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
基本を重視した文法・語彙力と読解力がポイント
| 出題形式 | 国際経営学部:大問6題(〔1〕〔3〕文法・語彙問題、〔2〕発音問題、〔4〕〔6〕読解問題、〔5〕会話文問題。発音問題が10問と多めなのが特徴的)
国際情報学部:大問6題(〔1〕発音問題、〔2〕文法・語彙問題、〔3〕~〔5〕読解問題、〔6〕会話文問題。設問文を含めてすべて英語で書かれているのが特徴) |
|---|---|
| 試験時間 | 90分 |
| 解答形式 | マークシート方式 |
出題内容
①国際経営学部
- 2023年度は〔4〕〔6〕で小売業に題材を取ったビジネスに関する英文が出題されており、学部の特性を強く意識した内容。また、例年〔6〕ではプレゼンテーション中に使用する資料を選択するという珍しい出題もみられる。
- 会話文問題は他大学・他学部にもよくあるタイプの出題である。
②国際情報学部
- 2023年度は国際社会における日本人のイメージ、インドのインターネット情報、AI技術に関する英文を扱った長文問題が出題。いずれも国際系学部を強く意識した内容。
- 例年〔3〕では、グラフや表を用いた資料読解が出題されている。
- 文法・語彙問題、会話文問題などは、他大学・他学部にも広くみられるタイプの出題。
難易度
- おおむね標準的な出題。平素の学習が素直に得点に反映されると考えられる。
- 読解問題を1題15~25分程度、残りの大問をそれぞれ10分程度で解くと余裕をもって取り組めるだろう。
対策
①文法・語彙問題対策
- ひねった問題がほとんどないので、しっかりと得点を重ねていくことが大切。文法項目別に頻出問題をまとめた標準レベルの問題集を1、2冊学習し終えておこう。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)、『中央大の英語』(教学社)
※英文の訳や解説が詳しいものを選んで、語彙力をつけ、文法のポイントをつかんでおこう。
②長文読解問題対策
- 長文読解問題は英文をひととおり読むだけでも予想以上に時間がかかる。長文の量に圧倒されずに正確かつ迅速に読みこなしていくには、日々の練習が不可欠である。
- わからない単語や表現に出くわしても、前後の流れから推測する読み方を練習することが必要。
- 長文を読み慣れていないうちや、英文構造の理解が不十分なうちは、多読をする前に、精読の訓練をつむのが得策。
☞オススメ参考書『大学入試 ひと目でわかる英文読解』(教学社)
③発音問題対策
- 発音・アクセント・文強勢などの分野について、基本的な対策をしておく。
- 単語集で「発音・アクセント注意」と書かれた単語を平素から重点的にみておく。
- 文法・語彙などを1冊にまとめた総合問題集にも「発音・アクセント」の項目があるので、その部分を解いておく。
総合政策学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
基本を重視した文法・語彙力と 分量の多い長文に耐える読解力がポイント
| 出題形式 | 大問6題(文法・語彙4題〔1〕~〔4〕、読解2題〔5〕〔6〕)
2021年度までは、大問9題(文法・語彙6題〔1〕~〔6〕、読解3題〔7〕~〔9〕) 設問文を含めてすべて英語。 |
|---|---|
| 試験時間 | 90分(2022年度までは100分) |
| 解答形式 | マークシート方式 |
※2021年度までは大問9題だったが、2022年度からは文法・語彙問題のうち〔1〕~〔3〕(空所補充問題)がまとめられて〔1〕となり、読解問題のうち〔8〕の短めの英文2種類の空所補充問題の出題がなくなり、全体で大問6題となった。
出題内容
- 〔1〕空所補充は、熟語表現のうち動詞や前置詞、あるいは形容詞や名詞の知識が試される。
- 〔2〕同意表現は、単語や熟語の同意表現が問われる。
- 〔3〕は、誤文選択問題で、文法や構文の知識が試される。
- 〔4〕は空所補充による短文の完成で、文構造を把握する力が試される問題が中心。
- 〔5〕と〔6〕はかなりの長文の本格的な読解問題。
難易度
- ほとんどが標準レベルの出題であるが、読解問題では、精密な読みと、本文該当箇所との綿密な照合が必要な設問もある。バランスのとれた良問ぞろいで、英語の総合力が求められている。
- 〔1〕~〔4〕の文法・語彙問題を手早く解答し、できるだけ多くの時間を〔5〕〔6〕の長文読解問題に割けるよう意識して取り組もう。
対策
①文法・語彙問題対策
- ひねった問題がほとんどないので、しっかりと得点を重ねていくことが大切。
- 文法項目別に頻出問題をまとめた標準レベルの問題集を1、2冊学習し終えておこう。
☞オススメ参考書『中央大の英語』(教学社)、『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
※英文の訳や解説が詳しいものを選んで、語彙力をつけ、文法のポイントをつかむようにしよう。
②長文読解問題対策
- 長文は相当な分量があり、ひととおり読むだけでも予想以上に時間がかかる。長文の量に圧倒されずに正確かつ迅速に読みこなしていくには、日々の練習が不可欠。
- 超長文であるからこそ、パラグラフ内でのトピック・センテンスを見出しながら、パラグラフごとの内容の流れをくみとっていくパラグラフ・リーディングの練習が役に立つ。
- わからない単語や表現に出くわしても、前後の流れから類推する読み方を練習することも必要。
☞オススメ参考書『速単の英文で学ぶ英語長文問題70』(Z会)
※パラグラフ・リーディングにまだ慣れていない人は、短めの長文で内容を読みとっていく練習から始めるのもよい。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)
※長文をたくさん読み進めたい人は、英文構造や各段落の内容についての解説が詳しいものを選ぶとよい。
文学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
オーソドックスな出題 文法事項の丁寧な学習を
| 出題形式 | 大問4題(会話文1題、文法・語彙2題、読解1題) |
|---|---|
| 試験時間 | 80分 |
| 解答形式 | マークシート方式 |
出題内容
- 2023年度の4つの大問は、会話文の空所補充問題が1題、文法・語彙に関する問題が2題、そして読解問題が1題の構成。読解文はタイムトラベルについて考察した評論文的なものであった。
難易度
- 文法・語法、語句意、構文など、多くの分野における幅広い知識が試されるものの、ポイントを押さえた学習をきちんとしておけば、慌てることなく解ける問題がほとんどである。
対策
①読解問題
- 熟語の知識や英文の流れに沿った判断力を試すような空所補充問題と、英文の内容を読み取る力を試す問題が主に出題されている。
- 設問の傾向については例年多岐に渡るが、基本的に語彙を増やし、英文の内容を素早く理解できるようになる必要がある。
- 過去に出題された形式が再び採用される可能性もある。
- 和文英訳、英文和訳、さらに、異なる表現が用いられた2文の意味が同じになるかどうかを判断するパラフレーズに類する設問にも対応できる力をつけておこう。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』シリーズ(教学社)
※英文構造や各段落の内容についての解説が詳しいものを選ぶとよい。
②会話文問題、文法・語彙問題
- 会話文の空所補充問題は、会話で用いられる表現の知識を問うよりも、むしろ対話の形式を借りた文法・語法、または単語の知識的な設問であることに留意したい。
- 文中の誤りを指摘する問題は、一見かなり難しそうに見えるが、下線部一つ一つの文法・語法・表現的な妥当性を検討するとおのずと答えが見えてくる問いが多い。時間が許す限りそれぞれの選択肢を丁寧に検討することが大切である。
- 語句整序問題は、整序時に不足する語を選択肢より選ぶというユニークな形で出題されている。きちんとした英文を完成した上で答えとなる語を選ぶことが基本であるが、和文の一部を英語に直そうとするときに欠けている語を見抜くことができれば得点できる可能性もある。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
理工学部-学部別選抜(一般選抜)
【英語】
傾向
※2021~2023年度の分析
効率よく英文を読む力がカギとなる 語彙・構文と文法・語法、読解力のバランスが要
| 出題形式 | 大問6題(例年、文法・語彙問題3題、読解問題3題)
ただし、読解問題のうちの1題は2つの課題文からなるもので、近年は同じ出題パターンとなっている。 |
|---|---|
| 試験時間 | 80分 |
| 解答形式 | 全問マークシート法による選択式 |
出題内容
- 読解問題については、例年テーマが多岐にわたっている。自然科学に関するものが多いが、2023年度はTOEICや英検で出題されるようなビジネスメールが取り上げられた。全体的に専門的で高度な英文ではなく標準的な文章であり、専門的な語には語注が与えられている。設問は内容把握に関するものが比較的多い。
難易度
- 読解問題、文法・語彙問題ともに標準的。
- 読解問題は、内容真偽があり、英文を1文1文読解する読み方では時間内に解答することは難しい。それなりのスピードで問題文を読み、設問に関わる箇所を的確に見つけ出す必要があり、それに慣れていないと難しく感じられるかもしれない。
対策
①読解問題
- 例年、英文のテーマは多岐にわたっているが、科学技術、動植物や人間に関する生物学にまつわる英文がよく出題される。
- 日頃から自然科学や生物学に関する書物や文章に親しんでおくとよい。
- ビジネスメールのような実用的な英文も取り上げられているので、それも考慮しておくとよい。
- やや専門的な話題が取り上げられることもあるので、頻出の基本語句にとどまらず、それぞれの分野において特徴的な表現に慣れておくようにするとよい。
- 自前の単語帳を作って未知の語句に出合うたびに書きこんで、それを繰り返し復習するのが効果的。
☞オススメ参考書『大学入試 ぐんぐん読める英語長文』(教学社)
※英文構造や単語、また各段落についての解説が詳しいものを選ぶとよい。まずは1冊仕上げて読解力の礎を築こう。
②文法・語彙問題
- 文法・語彙問題は、訓練を積んでおけば確実に得点につながるので、頻出問題集の類を1冊は完全にマスターしておくことが重要。
- 1冊をマスターしたら、次は過去問などでできるだけ多くの問題を解き、文法知識を確実なものにしていこう。
☞オススメ参考書『大学入試 すぐわかる英文法』(教学社)
③会話文問題
- ここ数年は大問では出題されていないが、英文読解にも活かせるので、対策は立てておく方がよい。
- 会話文では、発言の内容から会話の場面設定や展開・流れなどを的確に捉えなければならない。相手の発言の主旨に留意し、会話が行われている場面の前後の状況も頭に入れつつ情報を整理できるとよい。
- 空所の直前、直後に必ず手がかりがあるので、よく注意して読むよう心がけよう。