2026年度の

大学入学共通テストがわかる!

  • どんな試験?

  • 「思考力」が
    試される?

  • どうやって
    対策すれば
    いいの?

このページの内容は2025年3月20日時点の情報に基づいています。

めばえさん

めばえさん

理系の国立大学を目指している高校3年生。毎日コツコツ勉強する真面目派。

のびるさん

のびるさん

文系で国公立大学と私立大学の併願をしようと思っている高校3年生。早く青春したい!

赤本くん

赤本くん

物知りの赤い本。入試制度や過去問について、とても詳しい。

1.共通テストってどんな試験?

50万人近くが出願する、大学入試最大の試験

まず共通テストがどんな試験なのか見てみよう。

大学入学共通テストとは

大学に入りたい人を対象としたテストで、「高校の教科書の内容をきちんと理解できているか、 大学で学ぶために必要な力がついているか」を把握することを目的とする試験。

「高校の教科書の内容をきちんと理解できているか」が試されるんだね。まずは日常学習を大事にするのが基本なんだね。

それならちょっと安心。私は今のところ、国立大学を第一志望にするつもり。

一般選抜で国公立大学を目指す場合は、原則、一次試験として共通テストを受験して、二次試験として志望大学の個別試験を受験することになるよ。

  • 一般選抜のスケジュール
  • 1月中旬

    共通テスト(本試験)

  • 2月〜

    私立大学の一般選抜

  • 2月下旬

    国公立大学の一般選抜(前期日程)

じゃあ、私は共通テストは必ず受けなくっちゃ。

試験日

2026年度の共通テストの本試験は、
1月17日(土)、18日(日)の2日間

万が一、病気やけがで受験ができなかった場合には、追試験を受験することもできる。

出願はいつ頃すればいいのかな?

出願や検定料等の支払いは9月だよ。そして、2026年1月に試験を受ける人から、出願手続きが電子化されるんだよ。

えっ、そうなの?

そう! 7月上旬に、自分で大学入試センターのウェブサイトから共通テスト出願サイトにアクセスして、自分でアカウントを登録し、マイページを作成することになるよ。

へぇぇ。

1月なかばの試験実施に対して、動き出しがかなり早いので、気にかけておこう。

2026年1月に試験を受ける場合

2025年
「受験案内」内容の公表 6月中旬頃
動き出し 7月上旬頃(マイページの作成開始)
出願 9月下旬頃
検定料等の支払い 出願登録後(クレジットカードなど)
出願内容の確認 10月中旬頃(マイページで)
受験票 12月上旬頃(各自で印刷)

受験票の印刷も自分でするんだね!

受験科目はどうやって決めるの?

ところで、共通テストの出題科目は次の7教科21科目だよ。

教科
出題科目
国語
『国語』
地理
歴史
『地理総合、地理探究』
『歴史総合、日本史探究』
『歴史総合、世界史探究』
『地理総合/歴史総合/公共』
(3つの出題範囲のうち2つを選択)
公民
『公共、倫理』
『公共、政治・経済』
数学
『数学、数学A』『数学
『数学、数学B、数学C』
理科
『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』
(4つの出題範囲のうち2つを選択)
『物理』『化学』『生物』『地学』
外国語
『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』
情報
『情報

この中から自分の好きな科目を選んでもいいの?

志望大学の受験に必要な科目の中から選ぶ必要があるよ。共通テストの受験科目が足りないと大学の個別試験に出願できなくなることもあるので、気をつけてね!

国立大学を目指す人は、
「6教科8科目」の受験が原則!

国立大学の試験科目でよく見られるパターン

文系
外国語から選択
数学①から選択
数学②
国語
地理歴史と公民から2科目選択
理科から選択
情報
理系
外国語から選択
数学①から選択
数学②
国語
地理歴史と公民から選択
理科から2科目選択
情報

いろんな教科をまんべんなく勉強しておかないといけないんだね。

ちなみに、特に地理歴史と公民では、選択できない組み合わせがあるので、要注意だ!

科目選択上の注意点
地理歴史と公民で2科目受験する場合
『公共、倫理』と『公共、政治・経済』の組み合わせは選択できない
『地理総合/歴史総合/公共』とその他の1科目を受験する場合、『地理総合/歴史総合/公共』で自分が選択するものと同一名称を含む科目との組み合わせは選択できない
例) ✖ 『地理総合/歴史総合/公共』の「地理総合」と『地理総合、地理探究』

それに、東京大学など一部の大学では、共通テストで『地理総合/歴史総合/公共』を選択できないこともあるよ。

ふむふむ。気をつけよう!

私立大学の場合は?

私立大学を志望する場合は共通テストの受験は必要ないの?

私立大でも多くの大学が利用しているよ! 一般選抜で共通テストを課している大学があるし、必須でなくても9割近くの私立大学が共通テストを利用する方式を設けているんだ。

へええ。

国立大学のように6教科を課すところはほとんどなくて、文系であれば「外国語」「国語」「地理歴史・公民」などの3教科で出願できるところが多いよ。

なるほど。

私立大学は大学ごとに利用方法や出願時期がバラバラだから、大学の募集要項で必ずチェックしておこう。

共通テスト利用方式の中には、共通テストの結果だけで合否が決まる場合もあると聞いたのだけれど…。

そう。よく知ってるね。国公立大学を第1志望にしている場合、この方式を利用して、私立大学と併願することも可能だ。

チャレンジする機会を増やすことができるね!

国公立大学でも私立大学でも、まずは受験する大学ごとに募集要項で共通テストの利用方法を要チェックということだね。

そうそう、とにかくそれが大事だよ!

2.現高校2年生から共通テストが変わる!

2025年1月の共通テストが新課程での初めての実施だったね。どんな出題だったか、注目のポイントを見ておこう。

新教科「情報」は国立大学で必須!

まず、2025年度の共通テストでは、出題教科に「情報」が加わって「7教科」になった。国立大学を受験する場合は、原則として「情報」が必須科目となったね。

新設科目 「情報

60分、100点

2025年度の本試験・追試験では、「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4つの領域から出題された。

「情報」と言えば、私はPythonを習ったけど、プログラミングの問題はどの言語で出題されるんだろう?

教科書の違いで不公平が出ないように、大学入試センター独自のプログラム表記で出題されるんだ。プログラミングの基本的なルールは同じだから安心して!

ここで少し、実際に2025年度に「情報」の試験を受験した人の声を紹介しておくよ。

  • 知識問題と思考問題の両方が出題される科目なので考え方のインプットと問題演習が重要だと思います。共通テスト本番では最後に行われる科目ですが、集中力を切らさずに最後の見直しまで全力で取り組むことができました。(K.K.さん、青森県)
  • 何と言っても読解力! 設問文を読んで、何を求められているのかを素早く的確に判断できるかが得点に直結していると感じました。(Y.T.さん、鹿児島県)

試験当日の時間割では最後の科目だけれど、落ち着いてしっかり問題文を読むのが鉄則だね。

「情報」の配点比重

ちなみに共通テストの各教科の配点は大学や学部ごとに設定されるんだけど、「情報」の配点もさまざまなんだ。受験は必要だけど配点はしない、という大学もあれば、他の教科よりも重視するところもあるよ。

「情報」の配点パターン
  • 他教科と同比重(東京大学など)
  • 他教科の半分程度の配点(名古屋大学など)
  • 他教科よりも高比重(東京学芸大学の一部の専攻など)
  • 受験は必要だが配点しない(香川大学など)

受験科目を調べるときに配点もチェックしておきたいね。

そうそう。受験する大学・学部の募集要項をよく確認しておこう。第一志望だけじゃなくて、第二・第三志望の大学もね。

はーい。

そのほかの注目ポイント

他の教科のことも知りたいな。

まず、ざっくりまとめると、こんな感じだよ。

教科ごとの新課程での変更点
英語

リーディング 大問数が6問→8問となったが、全体の設問数や難易度に大きな差はなかった 
リスニング 大きな変更はなかった
数学
「数学②」の「数学・数学B」が「数学、数学B、数学C」になった。「数学C」(選択問題)が加わって試験時間が10分長くなった
国語
試験時間が10分長くなり、「現代文」で「実用文」が出題された
地理歴史
/公民
「日本史B」が「歴史総合、日本史探究」になるなど、科目名は変わったが、学習内容は従来とそれほど変わっていない
理科
大きな変更はなかった

英語リーディングが8問になったってホント!?

英語リーディングで、これまで大問6問の出題だったのが8問の出題になったの?

そうだね。ただ、もともと第1問Bのように中問として出題されていたものを一つの大問として出題した形で、問題の分量が増えたわけではないよ。

そうなんだ。

うん。それに、出題形式が多少違っても、作問の方向性は変わらない。これまでの過去問から、全体の難易度や分量が大きく変わるわけではないので、過去問を演習しておいて損はないよ

了解! 活用します。

数学と国語、それから地理歴史・公民についてもう少し詳しく教えて。

オッケー。では、まずは数学から見ていこう。

数学の出題内容

数学②では、これまで『数学・B』だったのが、「数学C」が加わって『数学、B、C』になったよ。

旧課程(〜2024年度)の出題内容

数学・B (試験時間60分)

問題番号
科目
区分
出題内容
第1問
必答
三角関数/指数関数・対数関数/図形と方程式/いろいろな式
第2問
必答
微分・積分
第3問
数B
2問選択
確率分布と統計的な推測
第4問
数B
数列
第5問
数B
ベクトル

「数学B」は3問のうち2問
選択解答

arrow

新課程(2025年度〜)の出題内容

数学、B、C (試験時間70分)

問題番号
科目
区分
出題内容
第1問
必答
三角関数など
第2問
必答
指数関数・対数関数
第3問
必答
微分・積分
第4問
数B
3問選択
数列
第5問
数B
統計的な推測
第6問
数C
ベクトル
第7問
数C
平面上の曲線と複素数平面

2025年度本試験

「数学B、C」は4問のうち3
選択解答

「数学C」が加わる分、以前までより学習する範囲が広がっているよね。大変だー。

でも、「数学C」は選択問題なんだね。平面上の曲線と複素数平面以外は、これまでの出題内容と重なるから、過去問で対策できるね。

試験時間も10分増えて70分になった。時間配分も考えながら、本番を想定した練習を重ねておこう。

「国語」で「実用文」が出題!?

「国語」でも、試験時間が10分のびて、現代文が2題から3題に増えたんだ。追加された問題はグラフや図の内容を読み取らせる内容だった。従来の評論(論理的な文章)・小説(文学的な文章)に加えて「実用的な文章」が出題されるようになったんだよ。

問題数が増えて、配点はどうなったの?

現代文が100点→110点、古典(古文/漢文)が100点→90点に変更されたよ。

旧課程 : 試験時間80分

第1問
現代文(論理的な文章:評論)
50点
第2問
現代文(文学的な文章:小説)
50点
第3問
古典(古文)
50点
第4問
古典(漢文)
50点
arrow

新課程 : 試験時間90

第1問
現代文(論理的な文章:評論)
45
第2問
現代文(文学的な文章:小説)
45
第3問
現代文(実用的な文章:実用文)
20
第4問
古典(古文)
45
第5問
古典(漢文)
45

2025年度 本試験

いろんな種類の文章が出るんだね。グラフの読み取りの練習も、しておかないとな~。

地理歴史・公民 変更のポイント

地理歴史と公民は、新課程になって科目の枠組みが変わっているんだけど、科目名が変わっても、旧課程の過去問で対策ができるよ。

旧課程

地理歴史
「地理A」「地理B」「日本史A」「日本史B」「世界史A」「世界史B」
公民
「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』
arrow

新課程

地理歴史
『地理総合、地理探究』
『歴史総合、日本史探究』
『歴史総合、世界史探究』
科目名は変わっているけれど、旧課程の「地理B」「日本史B」「世界史B」の過去問で対策できるよ。
『地理総合/歴史総合/公共』
(3つの出題範囲のうち2つを選択)
公民
『公共、倫理』
『公共、政治・経済』
「公共」の部分は旧課程の「現代社会」が参考になる。「倫理」「政治・経済」の部分は過去問がそのまま使えるよ。

「歴史総合」っていうのは、「近現代の歴史を、世界とその中の日本を相互的な視野から捉えて理解する科目」で、日本と世界の近現代史を切り離すことなく同時に学ぶ科目ととらえておくとよいよ。だから、「歴史総合」の部分は日本史と世界史をまたいだ内容が出題される。

なるほど。近現代史を学ぶときは、「そのとき日本は」「そのとき世界は」の視点を忘れないようにしよう!

試験時間にも注目!

まだ新課程の過去問自体は少ないけれど、内容的には、これまでの旧課程の共通テストも参考になりそうでほっとしたよ。

でも、新教科として情報が加わって、数学と国語で試験時間が長くなったのに、これまでと同じ2日間で行われるんだから、本番は長時間の勝負になるよね。体力をつけておかないと!

ほんとだね。ちょっと気が早いけど、試験当日の時間割ってどんな感じなの?

2025年度はこうなっていたよ。

1日目

地理歴史・公民
【2科目受験】
9:30-11:40
(うち解答時間120分)
【1科目受験】
10:40-11:40(60分)
国語
13:00-14:30(90分)
外国語
(英語リーディング)
15:20-16:40(80分)
英語リスニング
17:20-18:20
(うち解答時間30分)

2日目

理科
【2科目受験】
9:30-11:40
(うち解答時間 120分)
【1科目受験】
10:40-11:40(60分)
数学①
(数学、A 数学
13:00-14:10(70分)
数学②
(数学、B、C)
15:00-16:10(70分)
情報
17:00-18:00(60分)

ざっくり言うと、1日目が文系科目、2日目が理系科目って感じなんだね。

長丁場だから、チョコレートなどの甘い物も持って行くとよいかも。

3.どんな問題が出るの?

共通テストで問われる「思考力」とは

共通テストでは「思考力」が問われるって聞いたことがあるんだけど…。

新課程での問題作成方針を見ると、これまでと同じように「思考⼒・判断⼒・表現⼒等を発揮して解くことが求められる問題を重視する」とされていて、これが共通テストの大きな特徴になっているんだ。

「思考力」が必要な問題ってどんなのなんだろう?

たとえば、複数の資料を読み取る問題が出題されているよ。

なるほど。まず、たくさんの資料やデータを読み取った上で、さらに、読み取れたことから考えることが求められるんだね。

過去問で「思考力」と「読解力」を鍛える

これはどの科目にも当てはまることだけれど、多彩な資料や文章などを読む必要があって、全体的に、問題文が長くなっている傾向があるよ。

ひゃあ~っ。そもそも、「読解力」や、スピードも必要ってことだね。

そうだね。共通テストの出題形式に慣れておくことも、対策の第一歩になるね。

早速、対策を始めたくなってきたよ。

まずは共通テストの過去問を見ておくと参考になりそうだね! 新課程の本試験と追試験、そしてさかのぼって旧課程も! 

うん、いちど解いてみると、どんな勉強が必要かも見えてくるから、怖がらずにやってみてほしいな。過去問の研究はとっても役立つよ。

4.どうやって勉強したらいいの?

必勝の勉強サイクルがあるから、紹介するね。

大学受験 必勝の勉強サイクル

まずは過去問題集でどんな問題が出るか把握して、対策の指針を立てるのが基本だ。

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新科目の『情報』も、どんな出題なのか確認しておきたいね。実際の過去問を解いて、形式に慣れておくのがオススメだよ。

「情報」の過去問集も刊行されるんだね!

そう! 2026年版には、2025年1月に初めての新課程の共通テストを受験した受験生の体験談も、「攻略アドバイス」として載っているから、参考にしてみてね。

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そう!!! 「受験勉強は過去問に始まり、過去問に終わる」だよ。今日から始めて、ライバルに差をつけよう。

はぁーい。やるべきことが分かったら、なんだかやる気が出てきたよ! 憧れの大学生活に向けて、頑張りまーす!

共通テストQ&A

  • Q

    旧課程の問題や追試験も解いておくべきでしょうか?

    A

    はい。共通テスト特有の「出題のクセ」をつかむために、過去問を活用しましょう。
    新課程と旧課程で学習内容にほとんど違いはありません。また、問題構成や場面設定などこれまでの共通テストの出題方針を引き継いでおり、作問の方向性も変わっていません。分量の多さや複数資料の読み取りといった特有の形式に慣れるためにも、旧課程の問題や追試験にもどんどん取り組んでおきましょう。

  • Q

    新課程になっても、解答の方法は、これまでの共通テストと同じですか?

    A

    はい。これまでと同じく、マークシートです。特に、地歴公民・数学・理科など、選択科目のある教科は、解答用紙に表面と裏面があるので、マークする場所を間違えないように注意が必要です。

  • Q

    共通テスト本番で、これまでまったく見たことのないタイプの問題や題材が出題されたら、焦ってしまいそうです…。

    A

    共通テストでは、初めて見る資料が出題される可能性もあります。ただ、一見すると出題形式が違うように感じても、「問題文をよく読み、設問で要求されていることを理解し、これまで高校で学んできた知識を活用して正答を導き出す」という手順は同じです。これまでも、出題傾向が変わることはありました。しかし、問われ方が変わっても問われる力は同じです。落ち着いて取り組みましょう。

  • Q

    病気やケガで共通テストを受験できなかったらどうなるのでしょうか?

    A

    やむを得ない事情で受験できなかった人を対象に追試験が実施されます。

  • Q

    社会や理科の選択科目によって、有利不利はありますか?

    A

    共通テストの本試験では、選択科目によって大幅な有利不利が生じないように、原則として「20点以上の平均点差が生じ」るか、あるいは「15点以上の平均点差が生じ、かつ、段階表示の区分点差が20点以上生じ」、これらが「試験問題の難易差に基づくものと認められる場合」には、得点調整が行われます

  • Q

    旧課程で学んだ過年度生のための経過措置はありますか?

    A

    2026年度の試験では、経過措置は予定されていません。


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