962 赤本プラス 大学入試 知らなきゃ解けない古文常識・和歌

価格 定価1,650円(本体価格1,500円)
著者 仲 光雄 編著
発売 既刊
ISBN978-4-325-26014-1
サイズA5

内容紹介

「単語と文法はわかるのに、全体の意味が読みとれない」
「和歌が出題されたらお手上げだ」
過去問演習のそんな悩みを、一気に解決します。
古文の文章や和歌を読みとるには、当時の人たちの「常識」を知ることが必要です。
「卯の刻って何時?」
「恋文を馬で届けるとNGなの?」
問題演習&会話で古文常識と和歌を学び、古文の得点力をアップさせましょう!

特長1 問題を解きながら知識が学べる
まずは練習問題を解いてみましょう。
本書では、問題を解きながら、古文常識や和歌の知識を学ぶことができます。

特長2 見開きで読みやすいレイアウト
「問題」「講義」「解答・解説・現代語訳」をそれぞれ見開きとして、読みやすく、学習しやすいレイアウトを実現しました。
「講義」は先生と生徒の会話形式!
専門的な内容を、イラストをまじえてわかりやすく解説しています。

特長3 入試で出る古文常識を一冊でマスター
古文常識は、入試で問われる内容を厳選し、問題演習の中で学べる構成としています。
巻末のさくいんを使えば、重要事項をすぐに調べることもできます。

特長4 和歌修辞の基本から応用問題まで
共通テストや難関大学での出題率が高い和歌は、マスターしているかしていないかで大きな差がつきます。
本書では、和歌の修辞の基本をわかりやすく丁寧に説明するとともに、文章と和歌が組み合わされた応用問題を多数掲載。
和歌の問題を集中的に演習したい人にぴったりです。


著者紹介
仲 光雄(なか・みつお)
京都大学文学部卒業。東大寺学園・奈良女子大学附属中等教育学校国語教諭を経て、河合塾講師(古文)をつとめた。長年にわたり、多くの受験生に国語を指導し、難関大学合格へと導いている。現在は、仲国語ゼミで教えながら、中高生向けの国語関係の参考書・模試問題の執筆などの仕事をする。
主な著書に、『古文上達 基礎編』『必携 古典文法ハンドブック』『速読古文常識』『出る順に学ぶ 頻出古文単語400』(以上Z会)、『体系古文』『京大古典プレミアム』(以上教学社)、『シグマ新国語便覧』『入試の現代語600』『共通テスト対策問題集』(以上文英堂)などがある。

目次

はじめに
本書の特長
本書の使い方
出典・難易度一覧

●古文常識編
第1章 貴族の女君の一生あれこれ
1 おとなの女になりました
2 女の教養を身につけよう
3 落窪の君、不幸な境遇です
4 若紫、周りに翻弄される
5 空蝉、尼として生きる
第2章 恋の始まりから結婚生活まで
1 ひと目見たその日から
2 恋文が来て、返事をして
3 初めての夜、そして翌朝
4 今夜も通って、結婚成立
5 兼家は、作者のもとに通う
6 乳母は語る、よき妻とは
第3章 昔の時刻や方位、月と調度品
1 時刻・方位の昔の呼び方
2 月の異名と季節感のずれ
3 月の見え方と人物の行動
4 貴族の衣装、着る人と場面
5 お庭・建物、調度品
第4章 天皇・宮中と役人たちの世界
1 天皇とその周辺の人たち
2 皇位継承をめぐる争い
3 天皇の子どもと孫たち
4 お妃たちとその住まい
5 役人たちの位階と官職
6 除目で国司になれない人
第5章 宿世と信仰・仏教、そして死
1 物忌み、誰も逃れられない
2 修行僧、こんな生き方をする
3 皇女様、男と東国で暮らす
4 中宮、出産後にみまかる
5 亡き人を、このように弔う

●和歌編
第6章 和歌は修辞の理解から 基本編
1 枕詞
2 掛詞
3 序詞
4 縁語
5 和歌の世界いろいろ
第7章 和歌は文章との関連を 応用編
1 「みの」には二つの意味が
2 「安積山…」には和歌修辞が
3 「初恋」という題で詠んだ
4 あの歌を踏まえて理解せよ
5 場面にぴったりな挨拶の歌
6 おしゃれでみごとな切り返し
7 「いはしみづ」に仕掛けが
8 「あき」ならこれがお約束
9 返事の歌はYESかNOか

さくいん

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