846 満点のコツシリーズ 共通テスト化学基礎 満点のコツ
内容紹介
大人気「満点のコツ」シリーズに「化学基礎」が仲間入り。
共通テスト化学基礎で満点をとるためのコツをすべて披露。
共通テスト化学基礎の得点を大きく左右するのは「計算問題」です。
暗記だけでもある程度点数をとることはできますが、満点に近づくには計算問題の対策が必須。本書では「高得点を狙いたいけど、計算はちょっと…」という人が、覚えておくと本番で必ず役に立つ極意を「コツ」として掲載し、さらに力を鍛えられる演習問題と分かりやすい解説で点数アップを目指せます。
化学基礎の鬼門「モルの計算」をはじめとした基本事項はもちろん、新しい「思考力問題」にも対応できる発展的な内容までばっちり網羅。これ一冊で効率的に勉強して、化学基礎満点を目指しましょう!
(満点のコツ・一例)
その1 物質の反応量は少ない方に注目
その2 滴定曲線の3つの「見どころ」
その3 電化は酸化数を見て揃えよう
(注)本書の演習問題は、2020年までのセンター試験の過去問と共通テストの試行調査、2021年度共通テストの詳細な分析を基に作成した、著者のオリジナル問題を含みます。一部、実際に出題された問題を掲載しています。
著者紹介
岡本 富夫(おかもと・とみお) 駿台予備学校講師。「映像講座 駿台サテネット21」でも化学・化学基礎の共通テスト対策講座や化学の問題解法講座をはじめ、多くの授業を担当している。
ポイントを的確に押さえ、受講者を合格に導く講義で人気が高い。その長年のキャリアで培われた眼識で、問題に鋭くメスを入れ解説する。一方で「教える者は、教えられる者によってのみ、教え育てられる」という理念を持ち、生徒の視点も常に忘れないようにしている。最近、映像講座で使用する実験器具や、愛用のスニーカーをネットでポチっているらしい(本人談)。本書以外に『岡本の入試化学をいちからはじめる[理論編]』『岡本の入試化学をいちからはじめる[無機・有機編]』(文英堂)などの著作をもつ。
目次
はしがき
満点のコツ一覧
元素の周期表
本書の使い方
第1章 原子の構造と電子配置
Unit1 原子の構造
Unit2 同位体
Unit3 原子の電子配置
Unit4 イオンの電子配置
Unit5 元素の周期表
第2章 物質と化学結合
Unit6 イオン化エネルギーと電子親和力
Unit7 イオン結合とイオン結晶
Unit8 共有結合と分子
Unit9 配位結合と共有結合
Unit10 極性分子と無極性分子
Unit11 共有結合と分子結晶・共有結合の結晶
第3章 物質量と化学反応式
Unit12 原子量・分子量と式量
Unit13 物質量
Unit14 物質量とアボガドロの法則
Unit15 化学反応の量的関係とグラフ
Unit16 溶解と濃度
Unit17 固体の溶解度
Unit18 化学反応式と量的関係
Unit19 化学反応と質量保存の法則
第4章 酸と塩基の反応
Unit20 酸と塩基の定義
Unit21 電離度
Unit22 水の電離とpH
Unit23 中和反応と塩の生成
Unit24 中和反応の量的関係
Unit25 中和滴定
Unit26 滴定曲線
第5章 酸化還元反応
Unit27 酸化還元反応の定義
Unit28 酸化数
Unit29 酸化剤と還元剤
Unit30 酸化還元滴定
Unit31 酸化剤・還元剤の強さ
Unit32 金属の酸化還元反応
Unit33 電池と電気分解
第6章 物質の成分とその構成
Unit34 純物質と混合物
Unit35 成分元素の検出
Unit36 物質の三態と状態変化