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こちらは「まずは試験でプログラムの問題を解けるようになりたい!」という人のための記事です。
Q2.プログラミングを学ぶ上で意識するべきポイントはありますか? |
まず気楽に考えてもらいたいのは,すべてのプログラムは以下の3種類の処理の組み合わせである,ということです。
・順次処理
・分岐処理(if文など)
・反復処理(for文,while文など)
(詳しくは下図参照)
実際のプログラムは,この3種類の処理が無数に組み合わされているのでややこしく感じてしまいますが,基本はこの3つだけと思えば,少し肩の力が抜けるのではないでしょうか。
またこの他に「順序立て」の考え方も必要です。
プログラムは実行する順序が大切で,プログラムコードの一部を逆にするとうまく動かなくなることはたくさんあります。
日常生活で例えると,皆さんがトイレに行くとき,まずトイレのドアを開けて,それから便器の蓋を開けるのが通常の動作ですよね。この順序を逆にして便器の蓋を開けてから,トイレのドアを開けることはできません。
プログラムを逆にするということは,これと似たようなものです。できもしないことを要求してしまうと,エラーになってしまいます。だから「順序立て」を意識しながらプログラムコードを読み解くことは大切なのです。
「順序立て」についてちょっと体験してみたい方は,アルゴロジック2というWEBサイトが便利なので試してみてください(記事の最後にリンクがあります)。
次のページでは共通テスト「情報Ⅰ」の特徴、そして効果的な勉強法についてお話します。
参考:アルゴロジック2(クリックすると外部サイトへ飛びます)