952 赤本プラス 大学入試 突破力を鍛える最難関の数学
内容紹介
「東大・京大の問題って難しいなぁ…」
「この本をやれば普通に解けるようになるで!」
東大・京大・医学部をはじめとする最難関大学の問題は、解答を読んで理解できたとしても、自分で解けるとはかぎりません。
「技術編」では、冴えた模範解答を示すのではなく、「どうしたら自分で発想できるようになるか」を明らかにし、「演習編」では、その内容を演習できる、特に差がつく70問を厳選しています。本書にじっくり取り組んで、難問に屈しない突破力を身につけましょう。
著者紹介 稲荷 誠(いなり・まこと)
1959年、京都府に生まれる。高校生のときに将棋のプロを目指して奨励会に在籍。塾講師、予備校講師を経て、現在「東大・京大への最短コース」稲荷塾・稲荷塾オンライン講座代表。
既存の高校数学の枠組みを超えた画期的なカリキュラムと、思考の過程を重視し、数学の本質的な楽しさを伝える情熱的な授業を展開。小規模の塾でありながら、毎年驚異的な合格率で難関大学へと塾生を送り出している。
趣味はテニス、釣り、ピアノ。 著書に、『大学入試 最短でマスターする数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C』(教学社)、『驚きの東大合格率 小さな数学塾のヒミツ』(東洋出版)、『「灘」を超える、東大合格メソッド 頭のいい子には中学受験をさせるな』(メディアイランド)がある。
目次
はじめに
本書の使い方
演習の効果を高めるために
技術編
Part1 基本は「調べる」→「状況把握」→「一般化」!
1 「条件」がわかりにくい場合
2 「結論」がぼかされている場合
Part2 基本的考え方の応用例
3 具体的に調べてみる
4 迎えに来てもらう
5 複数の図を描いて状況を把握する
6 見たいところを取り出す
7 見やすい方向から見る
8 シグマの式は見にくい
9 状況が把握できるまで調べる
10 結論が与えられているときは自ら作り出す必要はない
11 小問の流れを読む
Part3 技術の精度を上げる
12 見える範囲を広げる
13 知識自体を広げる① チェビシェフの多項式
14 知識自体を広げる② ペル方程式
15 知識自体を広げる③ フェルマーの小定理
演習編
Part1 演習の第一段階(プラスα) 20問
Part2 演習の第二段階 50問
別冊問題編