60年のあゆみ 創刊以降、赤本は変化を続けてきました。大学入試に関する主な出来事とともに、「赤本60年のあゆみ」をご紹介します。

1955年度

大学入試シリーズ(赤本)創刊。「京大入試」
「市立大・神大入試」「同志社・立命館入試」
の3点(1954年)。

1957

1960

この頃はまだ表紙が赤くなく、大学ごとにさまざまな色が用いられる。

1961

初めて東大の赤本が刊行される。

1961

赤本の刊行ラインナップが100点を超える。

1965

早慶など東京の有名私大がラインナップに加わる。

表紙が全点「オレンジ色」に統一される。

1966

難関大の科目別過去問題集「科目別シリーズ」刊行。

1967

18歳人口1度目のピーク(団塊の世代)。

表紙が「柿色」に変わる。

1968

赤本の刊行ラインナップが200点を超える。

1969

大学紛争のため東大入試が中止。

1971

70年代に医学部の新設ラッシュ。
進学ガイド「全国大学案内」刊行。
赤本の刊行ラインナップが300点を超える。

1977

赤本の刊行ラインナップが400点を超える。

次第に読者から「赤本」と呼ばれるようになる。

1979

「共通一次 研究と対策」刊行。
共通第一次学力試験が始まる。

1981

「医歯薬系入試全解シリーズ」刊行。

1985

丙午(ひのえうま、1966年)の影響で18歳人口が激減。

1986

表紙の色が現在の色に近い赤色になる。

1987

大学別単語集「英語の最前線シリーズ」刊行。

1989

国公立大学で分離分割方式(前期・後期)が始まる。

1990

「大学入試センター試験問題研究」刊行。
大学入試センター試験が始まる。
赤本の刊行ラインナップが500点を超える。

1993

18歳人口2度目のピーク。

1997

東大や外大のリスニングのための「英語CDブック」刊行。

2000

国立大学でAO入試の導入。

2003

難関大の科目別問題集「難関校過去問シリーズ」刊行。

リスニングCDが赤本に付録される。B6判からA5判に大型化。

2004

「国公立大推薦・AO完全対策シリーズ」刊行。
国立大学の独立行政法人化。
大学の合併・再編が進む。

2005

「赤本ポケットシリーズ」刊行。
大学と短大を合わせた進学率が5割を超す。

2006

表紙の模様が変わり、現在の赤本に近いデザインになる。

2008

「入試問題活用宣言」による過去問再利用が始まる。
「大学全入時代」が叫ばれるようになる。

2009

4年制大学への進学率が5割を超す。

2012

「医歯薬・医療系入試シリーズ」を大学入試シリーズに編入。

2013

「赤本手帳(2013年度受験用)」刊行。

2014

2015年版

赤本創刊60周年(2014年)。